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【処女喪失・羞恥】会社のパソコンの閲覧履歴を見られた、うぶなOL・遥:END(消えた画面の初めて)
「私の席で、後ろから」
言ってから、遥は自分の言葉に耳まで赤くなった。あのサイトで、何度も読んだ形だった。向かい合わずにすむなら、少しは平気かもしれないと思った。久住は黙って頷き、遥の椅子を机から引いて脇へよけた。遥は自分の机の前に立ち、両手を天板についた。
伝票の束が、手のひらのすぐ横にあった。電卓も、付箋も、毎朝飲むお茶のマグカップも。全部、いつもの場所にある。その机に手をついて、裸の腰を後ろへ突き出している。遥は目を閉じた。開けていると、いつもの景色が見えてしまう。
背中に、久住の気配が近づいた。手のひらが遥の腰に添えられ、ほんの少しだけ後ろへ引かれる。背後からは、何もかもが丸見えのはずだった。濡れて光っているところも、小刻みに震えている太ももも。遥は机についた指先に、ぎゅっと力を込めた。
「明日も、ここに座るんです、私……」
知ってます、と久住が後ろで言った。だから、ここがいいって言ったんでしょう。その声に、少しだけ笑いが混じっていた。図星だった。遥は答えられず、額を机に押しつけそうになって、伝票の束に気づいて慌てて顔を上げた。
久住の指が、後ろから脚のあいだに滑り込んできた。濡れた割れ目を、ゆっくりとなぞる。遥の膝ががくりと揺れ、机の上のマグカップがかたりと鳴った。中が空でよかった、と遥は頭の隅で思った。思った瞬間、指が中へ沈んできた。
片腕が遥の腰に回され、身体を支えられた。背中に、久住の胸が重なる。シャツ越しに伝わる体温が、裸の背中に心地よかった。中に入った指が、内側をゆっくり探るように動く。遥の声が、誰もいないフロアに細く響いた。
昼間なら、隣の席の先輩に聞こえる距離だった。課長の席も、すぐそこだった。今は誰もいない。分かっていても、声を出すたびに、背中がぞくりとした。久住の指が二本に増え、遥の呼吸に合わせて、少しずつ奥へ進んでいった。
息を吐くと、指が進む。吸うと、止まる。久住はそれを何度も繰り返した。強張っていた内側が、だんだんほどけていくのが自分でも分かった。やがて指が抜かれると、遥の中が、物足りなさにきゅっと縮んだ。
背後で、久住が身体を寄せてくる気配がした。避妊具に包まれた硬いものの先が、後ろから入り口に触れた。遥の肩甲骨が、ぴくんと寄った。今はまだ、と久住は言った。先で入り口の縁をなでるばかりで、決して押し入ってはこなかった。
遥の腰が、勝手に後ろへ押しつけられそうになった。そのたびに、久住の手が遥の腰を押さえて止めた。焦らなくていい、と低い声が言う。遥は机についた手のひらを握りしめた。爪が、伝票の端に食い込んで紙が小さく鳴った。
顔を上げると、目の前にパソコンの黒い画面があった。電源の落ちた画面に、スタンドの光と、机に手をついた自分の姿が、うっすらと映っていた。その後ろに、久住の顔があった。久住も、画面に映った遥を見ていた。
昼休みに、何十回も開いた画面だった。その画面が今、自分たちを映している。この机で、このまま。あるいは、と遥は黒い画面を見つめた。窓際のブラインドの前で、立ったまま抱かれたい。この黒い画面の中の自分を見ながら、繋がりたい。遥は唇を開いた。
▶ 別の道へ飛ぶなら
→ 「ブラインドの前で、立ったまま」
(このまま読み進めてもOK)
「消えた画面を見ながら」
遥がそう言うと、背後で久住が一瞬黙った。それから、遥の両手を机から少し前へずらし、パソコンの画面の真正面に来るように身体の位置を直した。黒い画面に、スタンドの光と、机に手をついた裸の自分が映っている。その肩の後ろに、久住の顔があった。
昼休みに、何度も開いた画面だった。文字を追いかけて、膝を閉じていた画面。今そこに映っているのは、文字ではなく自分自身だった。頬は赤く、唇は濡れ、目は潤んでいた。こんな顔の自分を、遥は見たことがなかった。
先が、後ろから入り口に当てられた。遥は画面を見つめた。画面の中の自分の顔が、少しずつ強張っていく。久住の腰がじわりと前へ進んできた。入り口が押し広げられ、画面の中の遥の顔が歪んだ。
「あ……っ、いた、い……」
久住がすぐに止まった。画面越しに、目が合った。久住は、黒い画面の中の、痛みに歪んだ遥の顔を見ていた。息を吐いて、と言われ、遥は細く息を吐き出した。画面の中の肩が、ゆっくりと下がっていくのが見えた。
少し進んでは止まり、遥が息を吐くのを待ってまた進む。画面があるから、久住には遥の顔が全部見えていた。痛みが走れば待ち、引いていけばまた少し。遥にも、画面の中の久住の顔が見えていた。眉を寄せた、必死な顔だった。
気がつくと、久住の腰が遥の尻にぴたりと重なっていた。全部、入った。画面の中の自分が、目を見開いて口を半開きにしていた。奥の奥まで、久住の形に押し広げられている。これが、ずっと文字で読んでいたことなのだと思った。
「入ってる……映ってる、全部……」
遥の言葉に、久住が低く唸った。それから、そろりと腰を引いた。中が擦られ、画面の中の遥の顔が、さっきとは違う形に崩れた。眉が下がり、唇がほどけ、目がとろんと潤んでいる。遥は、その顔から目を離せなかった。
久住がまた沈めてくる。そのたびに、画面の中で遥の胸が揺れた。机についた手が震え、マグカップがかたかたと鳴った。久住の片腕が遥の腰に回り、崩れそうな身体を支えた。残った手のひらが、揺れる乳房を下からすくった。
黒い画面の中で、男に胸を揉まれ、後ろから貫かれている女がいた。それが自分だった。一か月前、この画面の前で一人で文字を読んでいた自分は、こんな姿を想像もしていなかった。恥ずかしくてたまらないのに、目を逸らすことができなかった。
「私、こんな顔……してるんだ……っ」
いい顔です、と久住が耳元で言った。最初に小会議室で紙を見せたとき、真っ青だった。今は、違う色をしている。その言葉に、遥の内側がきゅっと締まった。久住の腰の振れ幅が、次第に大きくなっていった。
奥を突かれるたびに、身体の底から何かがせり上がってきた。画面の中の自分が、だんだん知らない女の顔になっていく。遥はその顔を見つめたまま、大きな波に呑み込まれた。画面の中で背中が反り返り、口から高い声が溢れるのが見えた。
久住が最奥まで沈んだところで、ぴたりと静止した。遥の中で、久住のものが繰り返し震えた。画面の中で、久住がきつく目を閉じ、遥の肩に額を押しつけるのが見えた。いつも無表情にキーを叩いている人の、見たことのない顔だった。
どちらも、すぐには身体を起こせなかった。机にもたれたまま、黒い画面の中で、汗に濡れた二人が肩で息をしていた。やがて久住が身体を離すと、遥の太ももの内側を、うっすらと赤いものが伝っていた。遥はそれを画面の中で見て、ちゃんと終わったのだと思った。
服を着て、スタンドの明かりを消すと、画面は本当に真っ暗になって、もう何も映さなかった。エレベーターを待つあいだ、久住が言った。月曜、このパソコンの点検をします。遥は笑った。何が見つかるんですか、と聞くと、何も、と久住は答えた。
ここまで読んでくれてありがとう
選択を変えれば、結末は変わります。
別のルートを試すか、他の物語へ。



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