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【処女喪失・羞恥】会社のパソコンの閲覧履歴を見られた、うぶなOL・遥:END(ブラインドの前の初めて)
窓際には、ブラインドが半分だけ下りていた。羽の隙間から、夜のビルの灯りが細い縞になって差し込んでいる。遥はそのブラインドの前に立ち、背中をそっと窓ガラスにあずけた。ガラスはひんやりと冷たく、裸の背中に、ブラインドの羽の感触がかすかに当たった。
外からは見えない、と久住が言った。この階の窓は、外から中が見えないガラスになっている。昼間、経理の人たちがよく外を眺めている窓です。遥は頷いた。昼休み、画面から顔を上げて、何度もこの窓の外を見ていた。
久住が遥の正面に立った。それから、遥の片方の膝の裏に手を差し入れ、ゆっくりと持ち上げた。遥の脚が、久住の腰に掛けられる。片脚で立つ格好になり、遥は思わず久住の肩にしがみついた。背中は窓に、片脚は久住の腰に。脚のあいだが、窓明かりの中で無防備にさらされていた。
「この格好……思ってたより、恥ずかしい……」
恥ずかしいなら、そう言ってください、と久住が言った。言ってくれれば、分かるから。遥は真っ赤な顔で久住を見上げた。立ったまま、と頼んだのは自分だった。久住の手が遥の腰を支え、避妊具に包まれた先が、開かれた入り口に当てられた。
久住の腰が、ゆっくりと前へ押し出された。先が入り口を押し開く。遥は窓ガラスに頭をあずけ、目を閉じた。息を吐いて、と低い声が言う。遥は窓に後頭部をつけたまま、長く息を吐いた。吐いた息が、そのまま声になった。驚くほど甘く震えた声だった。
少しずつ、沈んでくる。半ばまで来たところで、刺すような痛みに遥の声がひきつった。久住がすぐに止まった。痛いですか、と聞かれて、遥はごまかさずに頷いた。痛いです、とはっきり口にした。言葉にしてしまうと、なぜか少しだけ楽になった。
「痛い……でも、やめないで……」
久住は止まったまま、遥の唇に自分の唇を重ねた。舌をゆっくり絡ませつつ、空いた手で遥の乳房をすくい上げる。乳首を指先でころがされるうちに、張りつめていた身体がゆるんでいった。キスの合間に、遥の口から小さな声がこぼれた。ブラインドの縞模様が、二人の肩の上で揺れていた。
遥の身体がほどけたのを確かめて、久住がまた腰を進めた。奥で、何かが小さくほどけるような感触がした。遥はたまらず唇をほどき、声を放った。痛みの声だった。それでも久住は、遥がやめないでと言ったのを覚えていた。急がず、けれど止まらずに、根元まで入ってきた。
久住の腰が、遥の脚の付け根にぴたりと重なった。全部、入った。冷たい窓ガラスと、久住の熱い胸に挟まれて、遥は身動きができなかった。身体の中心が、久住の形にすっかり押し広げられていた。遥は荒い息をつきながら、久住の肩に爪を立てた。
「入った……全部、入ってる……」
口に出してみて、ようやくそれが夢ではないと分かった。久住の額が、遥の額にこつんと当たった。汗が混じり合う。久住の息も荒かった。二人はしばらく、額を合わせたまま動かなかった。動かないまま、遥の中が、入ってきたものの形を少しずつ覚えていった。
痛みが、だんだん鈍くなっていった。かわりに、奥から熱が広がり始めた。遥は試しに、小さく声を出してみた。あ、と一つだけ。声を出すと、中がきゅっと締まるのが分かった。久住も気づいたのか、低く息を呑んだ。
久住の腰が、そろりと後ろへ退いた。内壁をこすられて、遥の唇から長い吐息が流れ出た。痛みとは違う声だった。もう一度、沈められる。今度は、尾てい骨のあたりからぞくぞくと甘いものが昇ってきた。遥の声が、誰もいないフロアに響いた。
「あ……っ、今の、もう一回……」
久住が同じように動いた。遥の声が、また響いた。一度ごとに声が出る。声が出るたびに、中が締まる。締まると、久住の形がもっとはっきりと分かる。遥は自分の声に煽られるように、もっと声を出した。
背中の窓ガラスが、久住の動きに合わせてかすかに鳴った。ブラインドの羽が、からからと小さな音を立てる。昼間、この窓の前を、何十人もの社員が通り過ぎていく。今は、遥がその窓に背中を押しつけられて、声を上げている。想像しただけで、下腹の奥にまた火がついた。
久住の動きが、少しずつ深くなっていった。片脚を抱えられているせいで、奥の、誰も触れたことのない場所に、まっすぐ当たる。遥は久住の首にしがみつき、思いきり声を上げた。殺さなかった。一か月分、昼休みに飲み込んできた声を、全部出した。
「久住さんっ、見てて……全部、見てて……」
見てます、と久住が言った。息を切らしながら、繰り返し。ちゃんと見てる。全部、見てる。その声を聞くたびに、遥の中が強く締まった。身体の底から、大きなうねりが押し寄せてくるのを感じた。止められなかった。
遥は窓ガラスに頭を押しつけ、背中を反らせた。ブラインドの隙間の夜景に向かって、長く高い声を上げた。奥がひくひくと痙攣し、久住を咥えこんで離さなかった。カーペットを踏んでいた片脚ががくがくと笑い、力が入らなくなった。久住の腕が、遥の身体をしっかりと支えた。
久住が深く沈めたまま、動きを止めた。遥の中で、久住のものが何度も大きく脈打った。久住の低い唸り声が、遥の耳元で聞こえた。ブラインドがもう一度からりと鳴って、静かになった。誰もいないフロアに、二人の荒い息遣いだけが残った。
久住は遥の脚をそっと下ろし、抱きかかえるようにして近くの椅子に座らせた。課長の椅子だった。遥はそれに気づいて慌てて立とうとしたが、膝に力が入らなかった。久住が小さく笑った。月曜まで、黙っておきましょう、と言う。
「……声、枯れちゃいそうです」
遥がそう言うと、久住は少し考えるふりをした。サーバー室まで聞こえていたかもしれませんね、と言う。遥は青くなり、それから、この階には二人しかいないと言ったのは久住だったことを思い出した。からかわれたのだと気づいて、遥は久住の腕を軽く叩いた。
久住が離れると、内ももに、薄く赤い筋がひとすじ伸びていた。久住がハンカチで丁寧に拭いた。服を着て、ブラインドを元の角度に戻し、スタンドの明かりを消した。暗くなったフロアで、遥は一度だけ自分の机を振り返った。
もう、昼休みにこっそり声を殺して画面を見ることはないだろうと思った。知りたいことがあれば、教えてくれる人がいる。エレベーターの前で、久住が言った。来週の昼休み、サーバー室の点検があります。手伝ってもらえますか。遥は少し掠れた声で、はい、と答えた。
ここまで読んでくれてありがとう
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