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【透明人間】見えない上司に襲われる夜:vol.3(這い上がる舌)
深夜のしんと静まり返ったオフィス。等間隔に並ぶ無機質なスチールの机の上に、全裸にひん剥かれた遥の身体が大の字で横たえられていた。
冷房の冷たい空気が、これまで誰の目にも触れたことのない純潔の肌を容赦なく撫でていく。
恐怖と絶望のあまり完全に意識を手放した遥は、深い気絶の底に沈んだまま身じろぎ一つしない。
青ざめた顔は苦痛の余韻でわずかに歪み、わずかに開かれた桜色の唇からは、ひゅ、ひゅ、という微弱で規則的な呼吸の音だけが、空気の抜けるように漏れ出ていた。
手首を縛られた両腕は力なく投げ出され、強制的に大きく左右へ押し開かれた両脚は、最も恥ずかしく繊細な女性としての中心を、蛍光灯の容赦ない白い光の下へと無残に晒し出している。
だれもいないはずの密室。しかし、そこには確かに「存在」があった。
透明人間と化した直属の上司、ひろし課長である。
夕方、「あとは頼むよ」と人の良さそうな笑顔で帰っていったはずの男が、姿を消す能力を手に入れ、真面目で大人しい新入社員を毒牙にかけるべく戻ってきたのだ。
「ヒヒッ……本当にぴくりともしねぇな。いつもお茶を淹れさせるときは、ツンとすまして隙を見せないエリート気取りのくせに、今はどうだ。こんな冷たい机の上で、股を全開にして意識を飛ばしてるなんて、傑作だぜ」
誰もいないはずの虚空から、ねっとりとした下劣な嘲笑が響き渡る。
獲物の意識の有無など、卑劣な中年男にとっては何の障害にもならない。むしろ、抵抗を一切受けずに、この若く美しい処女の肉体を隅々まで鑑賞し、弄ぶことができるという事実が、男の歪んだ加害欲と支配欲をどこまでも煽り立てていた。
姿の見えない男が、仰向けにされた遥の両脚の間に、ぬるりと音もなく入り込む気配がした。
中年男特有の、胃の底から湧き上がるような唾液の匂いと、長年吸い込んできたタバコのヤニが入り混じった、ひどく生臭い息。
それが、無防備に開帳された遥の股間に、直接、熱い風となって吹き付けられる。
「ヒヒッ……こんなに近くで見ても、まったく毛穴がねぇ。綺麗な薄ピンク色しやがって……男の指一本入れたことのない、完全な新品の匂いがするぜ」
下品に涎をすするような生々しい水音が、遥の股間のすぐ数十センチの距離で鳴る。
そして次の瞬間、巨大で分厚い生温かい肉の塊が、閉じたままの未開の花びらを、下から上へと乱暴に舐め上げた。
人間の男性の、幅広でざらざらとした舌だ。
一切の情欲を持たない、ただ排泄するためだけにそこにある処女の柔らかなひだを、見えない男の舌が無理やりこじ開け、最も繊細な粘膜を直接削り取るように這い回る。
意識のない遥の身体が、その強烈な物理的刺激に反応して、びくりと大きく跳ねた。
意識という防波堤が崩壊しているからこそ、直接粘膜から入力される暴力的な刺激は、ダイレクトに中枢神経へと叩き込まれる。
硬く閉じていたはずの入り口が、男の舌の侵入によって無理やりこじ開けられる。
直前まで布越しに加えられていた刺激のため、閉じたひだの表面には薄い湿りが残っていた。だが、それは恐怖の中で身体が起こした防御反応にすぎず、意識のない遥が受け入れた証ではない。
そこへ男の唾液が重なり、冷えていた湿りが生温かい膜へ変わった。逃げる意思さえ示せない身体に対し、舌先はその膜を押し広げるように侵入した。
「ヒヒッ! 痛いか? それともくすぐったいか? 意識が飛んでても、身体は正直に反応するもんだなぁ。指先までぴくぴく痙攣してやがる」
見えない舌は、気絶した獲物のわずかな生理的反応を楽しむかのように、さらに執拗で残酷な愛撫へと移行する。
大きく広げた舌の面でひだ全体を包み込むように舐め回したかと思えば、今度は先端を細く硬く尖らせて、まだ誰にも触れられたことのない浅い入り口の穴へと、ずぶりとねじ込んだ。
「……ぁ……っ……んんっ……」
気絶しているはずの遥の口から、無意識の痛みに耐えるような、掠れた甘い吐息が漏れた。
体内へ生温かい他人の肉が侵入してくる、絶対的な異物感と嫌悪感。
尖った舌先が、入り口の極めて狭い粘膜の壁を舐め回し、押し広げるように動くたび、中年男の唾液が絡み合う、ねちゃ、ねちゃという卑猥な水音が、静まり返った夜のオフィスに反響する。
「おいおい、そんな可愛い声出すなよ。俺はまだ、入り口をちょっと舐めてやっただけだぞ? 本当のお楽しみはここからだ」
入り口を十分に蹂躙し、唾液でべっとりと汚した見えない舌は、今度はその上にある、女性の身体で最も敏感な小さな蕾へと狙いを定めた。
べろり、と下から巻き込むように舐め上げられ、ざらざらとした硬い表面で容赦なくこすり上げられる。
雷に打たれたような強烈な刺激が、遥の背骨を一気に駆け抜けた。
意識がないにもかかわらず、遥の腰がスチールの天板から浮き上がるほど、弓なりに大きく反り返った。
脳は完全に機能を手放しているのに、未発達な身体の神経回路だけが、強烈すぎる快感の入力に強制的に支配されていく。
吸い込まれ、舌の裏で転がされ、尖った先端で弾かれるたびに、気を失っている遥の口から、ひゅっ、ひゅっという過呼吸のような喘ぎが連続してこぼれ落ちる。
「ヒヒッ! すげぇな、これ! 完全に気絶してるくせに、ここはもうカチカチに硬く勃起してやがる。未開発の処女ってのは、少し刺激してやるだけでこんなに簡単にイキそうになるのかよ」
男の言う通りだった。
恐怖で気絶しているというのに、遥の小さな突起は、無作法な強い摩擦と極限の物理的刺激によって、恥ずかしいほどに硬く尖り、鬱血して赤みを帯びていた。
怖いから。冷房で冷えているから。脳がそう誤認しようとしても、身体の反射は残酷なまでに正直だった。
見えない上司の舌が動くたびに、遥のつま先が勝手にピンと伸び、太ももの筋肉が痙攣する。
そして、最も屈辱的な生理現象が遥の身体を襲った。
大嫌いな中年男の舌に蹂躙され続ける秘部の奥底から、止めどなく熱い愛液があふれ出し始めたのだ。
透明で粘り気のある処女の蜜が、入り口からあふれ出し、粘膜を伝ってこぼれ落ちる。
それが、男の不浄な唾液と混ざり合い、太ももの内側をべっとりと汚しながら、冷たい机の天板へと水たまりを作っていく。
「……はぁっ……あ……っ……ぁんっ……」
完全に心が折れ、意識を手放してなお、自分の身体だけが勝手に淫らな快感に屈服し、透明な上司の愛撫を歓迎するように濡れそぼっていく。
だれもいない密室で、意識のない新入社員の身体は、その意志とは無関係に、完全に卑劣な中年男の慰み物として作り変えられようとしていた。
「たまんねぇな……こんなにどろりと汁を垂れ流しやがって。俺の舌だけで、もう頭の中までイキかけてるんじゃないのか? 処女の甘い蜜、極上の味だぜ……」
男が、あふれ出た愛液を啜るように、勢いよく音を立てて舐め上げる。
そのたびに、遥の腰はトランポリンで跳ねるようにびくびくと無様に波打った。
無意識の絶頂が近い。
脳が処理できないほどの巨大な快感の波が、気絶したままの遥の身体を完全に飲み込もうとしていた。
息は浅く速まり、全身の皮膚にうっすらと淫らな汗が浮かび上がる。
しかし、限界を迎えようとしたその瞬間、執拗な舌の動きがふっと止まった。
愛液と唾液でぬかるんだ股間に、冷房の冷たい風が触れる。
突然の刺激の喪失に、遥の身体が、続きを求めるかのように虚しく痙攣した。
「ヒヒッ……舌でイカせてやるのもいいが、せっかくの極上処女だ。一番美味しいところは、俺のモノで直接味わわせてもらわねぇとな」
それは解放を意味するものではなかった。
遥の開かれた両脚の間に、先ほどの舌とは比較にならない、圧倒的な質量と熱を帯びた凶悪な肉の楔が、ゆっくりと位置取りを始めた。
気絶したままの遥を待っているのは、さらなる深い絶望のどん底だった。
ここまで読んでくれてありがとう
選択を変えれば、結末は変わります。
別のルートを試すか、他の物語へ。



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