【眠る妹への禁断の夜】兄の歪んだ衝動と睡眠薬の罠:vol.3(愛撫へと踏み込む)

家庭・兄妹

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【眠る妹への禁断の夜】兄の歪んだ衝動と睡眠薬の罠:vol.3(愛撫へと踏み込む)

鎖骨に唇を這わせながら、ひろしの視線が下へと向いた。

白いブラウスの胸元。一番上のボタンが留まっていないままになっており、首元がわずかに開いている。呼吸のたびに、胸のあたりがゆっくりと上下した。薄い布の向こうに、遥の体温があった。首筋に自分がつけたばかりの赤い痕が、間接照明の中で薄く滲んでいる。

ひろしは息を止めた。

考えが言葉になる前に、指がブラウスの第二ボタンに触れていた。指が震えている。それでも止まれなかった。ゆっくりと、慎重に、ボタンをひとつずつ外していく。布の抵抗が小さな音を立てるたびに、全身の毛穴が開く。遥は動かない。呼吸は乱れていない。睡眠薬が、深い眠りの底に意識を引きとめ続けている。

三つ目のボタンを外したとき、ブラウスの合わせが割れた。

白い肌が現れた。

アルコールで微かに火照った素肌が、間接照明の中で淡く光っている。肋骨の稜線が薄く浮かんでいる。細い。こんなに細かったのかと、改めて気づかされた。華奢な体型と言われれば確かにそうで、大人の女性の丸みというよりも、どこかあどけなさの残った輪郭をしている。白いレースのブラジャーが、その素肌の白さをさらに際立たせるように存在していた。胸の膨らみが、呼吸のたびに規則的に上下した。

ひろしは、しばらくそこを見つめるだけだった。

触れることを、まだ躊躇していたわけではない。ただ、現実として目の前に広がったものが、頭の処理能力を超えていた。二十年間、ただの同居人として見てきた遥がここにいる。自分の妹が、自分にとって完全に異性として意識してきた遥が、今、手の届く場所に無防備に横たわっている。

指先が、ブラジャーの外側に触れた。

指の腹でそっとなぞると、レースの繊維の凹凸が皮膚に伝わってくる。その下にある柔らかさが、指の圧力に合わせてわずかに押し返してくる。こんな感触が存在するとは知らなかった。本で読んだことも、想像したことも、現実のそれとは全く違った。掌全体で、ゆっくりと包むように。指が沈んでいくような、独特の抵抗感。柔らかく、温かく、遥が生きていることが、この掌を通じて直接伝わってくる。

ブラジャーを上にずらした。

遥の乳首が、間接照明の中に現れた。

ひろしの息が止まった。

薄く、桜色に近い色をしていた。小さい。華奢な体型をした遥に相応しい、どこか控えめな乳首だった。まだ誰にも触れられたことがないはずの、清潔な肌の一部として、そこにあった。

指の腹で、そっと触れた。

声にならない声が、ひろしの喉から漏れた。柔らかいとも硬いとも言えない、不思議な感触だった。指先の圧力に合わせて、そこがわずかに形を変える。指で転がすたびに、少し形が変化する。親指の腹で繰り返しなぞるうちに、触れる前よりも少しだけ芯が出てきた気がした。遥の身体が、無意識のうちに刺激に応えている。

遥の眉根が、ほんの微かに寄った。

眉をひそめる、とまでは言えない。ただ、顔の筋肉が無意識のうちに反応した。目は閉じたまま。呼吸は乱れていない。ただ、顔の表面が、わずかにそれに応えた。

ひろしは指を止めなかった。

両手を使うようになっていた。片方で乳房の輪郭をなぞり、もう片方の親指で乳首を撫でる。繰り返し、繰り返し、同じ動作を丁寧に続ける。そのたびに、掌の中で伝わる感触がわずかに変化する。遥の体温が、手の中でゆっくりと高まっていくような気がした。

顔を近づけた。口を、その乳首に近づけた。

温かい。遥の体温が唇に伝わってくる。そのまま、そっと口に含んだ。

柔らかい粘膜の感触が、舌に伝わった。舌先で、そっとなぞる。指で感じるのとは全く違う感触だった。遥の肌の温度と、体温の湿気が、直接舌に伝わってくる。唾液が乳首を濡らしていく。舌先で円を描くたびに、遥の胸が微かに上下した。

遥の体が、ほんのわずかに動いた。

「……んぅ……」

眠りの奥底から届く声だった。苦しいとも、嬉しいとも判別できない、意識のない声。それでも確実に、音として漏れた。ひろしの腹の底が、その声に激しく反応した。

舌先で転がし、吸い上げた。自分の唾液が、その乳首を濡らしていく。舌先から伝わる熱が、腕を伝い、全身に広がる感覚がした。処女の遥がまだ知らない感覚を、意識のないまま受け取らせている。その事実が、ひろしの中で新しい種類の熱になった。

視線が、下へと向いた。

ショートパンツの裾から伸びた、白い太ももの内側。そこからさらに上。普段なら目を逸らす場所に、今夜だけは視線を向けることができる。遥の細い脚が、ソファの上でわずかに弛緩したまま並んでいた。

手が、ショートパンツのウエストに触れた。

ゆっくりと、両サイドから引き下ろした。遥の細い腰が現れた。骨盤の輪郭が薄く浮かんでいる。華奢な体型、という印象が改めて強くなった。大人の女性の肉感ではなく、どこかあどけなさが残った腰の形。その下に、黒いショーツがあった。シンプルで、装飾のほとんどない、ただ黒いだけのショーツ。遥がこういう下着を着けているとは知らなかった。

「……遥……」

声が出ていた。掠れた声だった。返事はない。当然、ない。

指が、ショーツの上から、そこに触れた。

温かかった。薄い布を通じて、体温が指先に伝わってくる。輪郭を確かめるように、上から指でそっとなぞった。布の向こう側にある肌の柔らかさが、微かな弾力となって指に返ってくる。こんな場所に触れることが許されるはずはなかった。普段の遥なら、手が近づく前に部屋を出て行っただろう。声が届く前にドアが閉まっていただろう。

遥の脚が、ほんの少し内側に閉じようとした。眠りの底にいても、身体だけが防衛の姿勢を取ろうとしている。意識の及ばない場所で、筋肉が微かに緊張した。それがほんの一瞬で弛緩する。睡眠薬の力が、身体の抵抗を押さえつけていた。ひろしは動きを止めなかった。

指をショーツの端に添えて、中に滑り込ませた。

最初に気づいたのは、熱だった。ショーツの外より、明らかに熱い。次に気づいたのは、微かな湿り気だった。わずかな、それでも確実に存在する、柔らかい粘膜の湿り気。

頭の中が真っ白になった。

眠っている遥が濡れているとは、考えたことがなかった。しかし身体は正直だった。眠りの中でも、触れられた刺激に対して、身体の奥が何かを分泌し始めていた。まだほんの僅か。処女の身体が、未知の刺激に戸惑いながら示した、かすかな生理反応だった。自慰の経験もなく、男性に触れられたことも一度もないはずの遥の身体が、何を知る前に反応している。

ひろしの指が、その蜜に触れた。

指紋の一本一本に、蜜の感触が刻まれていく。これが現実だということを、指先が証明していた。

「……遥……」

もう一度、声が漏れた。掠れた囁きが、深夜のリビングに溶えた。返事はない。遥は眠り続けている。白いブラウスが開いたまま、ショートパンツを引き下げられたまま、何も知らずに眠っている。

欲望がさらに深いところへと向かおうとしていた。

時計の秒針が、変わらず刻んでいる。両親は明日の夜まで帰らない。ひろしの荒い息遣いだけが、深夜のリビングに響いた。

止まれる場所は、もうどこにもなかった。

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