【処女喪失・撮影】嫌と言えない遥が、カタログ撮影の代役で初めてを撮られる:vol.7(ファインダーの中の入口)

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【処女喪失・撮影】嫌と言えない遥が、カタログ撮影の代役で初めてを撮られる:vol.7(ファインダーの中の入口)

「入るところを、自分で撮ります」

湊は少し驚いた顔をして、それから頷いた。遥は枕に背中を預けて上体を少し起こし、カメラを自分の脚の間へ向けた。小さな画面の中に、濡れた入口と、そのすぐ手前の湊のものが映っていた。

枕は柔らかく、背中を預けると上体がちょうどよく起き上がった。この角度なら、自分の脚の間が正面から見える。遥は膝を立て、カメラを持つ手首を太ももの上に乗せて固定した。昼間、湊が三脚を据えていた手つきを、知らないうちに真似していた。

自分の目で見るのとは、少し違った。画面の中では、全部がくっきりと切り取られている。入口の襞の一枚一枚まで、照明を受けて光っていた。こんなに近くで、自分の身体を見たことはなかった。カメラがなければ、きっと目を逸らしていた。

レンズは、遥の代わりに見てくれる。遥はそれを、ただ見せてもらうだけでいい。カメラという一枚の壁があるから、恥ずかしさの手前で踏みとどまれる。撮る側に回るというのは、こういうことなのかと遥は思った。

画面の隅で、録画の数字が一秒ずつ増えていく。今この瞬間も、記録は続いている。遥はそのことを確かめるたびに、胸の奥が小さく跳ねた。撮っているのは自分なのに、撮られているような気持ちにもなる。カメラの前と後ろが、どちらも自分だった。

湊が、遥の膝に手を置いた。脚をもう少し開いてもらえますか、と聞かれ、遥は膝を外へ倒した。画面の中で、入口がわずかに口を開けた。中の薄紅色が、ほんの少しだけ覗く。遥は自分のその姿に、カメラを握る手が震えた。

膝を倒すと、太ももの内側の筋が引っ張られ、そこに照明の熱が当たった。脚の付け根の柔らかい皮膚が、空気に晒されてひんやりとする。その冷たさの中で、真ん中だけがじんじんと熱かった。遥は画面の中の自分の脚の角度を見て、もう少しだけ膝を倒した。

「……ここに、入るんですね」

言ってしまってから、遥は自分の声の幼さに驚いた。まるで初めて見る景色に感心しているような声だった。湊は笑わなかった。ただ、遥の膝に置いた手に、ほんの少しだけ力を込めた。大丈夫だと、言葉の代わりに伝えるように。

湊は答えずに、腰をゆっくりと近づけた。画面の中で、避妊具に包まれた先端が、入口へ近づいてくる。遥はファインダーを覗いたまま、息を止めていた。画面の外の世界が、どこかへ消えていった。

スタジオの照明の音も、空調の低い唸りも、聞こえなくなった。耳に届くのは、自分の浅い呼吸と、湊の静かな息遣いだけだった。四角い画面の中にだけ、今夜のすべてが詰まっているような気がした。

画面の中で近づいてくるものを見つめながら、遥は自分の鼓動の速さに気づいた。強い拍動が耳の奥で途切れず響き、カメラを握る指先まで伝わっていた。画面がわずかに揺れているのは、手の震えなのか、胸を打つ脈のせいなのか分からなかった。

先端が、入口に触れた。画面の中で、丸い先端が襞を押し、小さなくぼみを作った。同時に、遥の脚の間に、熱く硬い感触が伝わってきた。映像と感覚が、ぴったりと重なった。遥の指が、録画のボタンの横で震えていた。

触れているのはほんの一点なのに、その一点に全身の神経が集まっていく気がした。熱い。硬い。そして、思っていたよりもずっと大きい。画面で見るより、肌で感じるほうが何倍も大きかった。遥は思わず膝を閉じかけ、画面の中の自分の脚が揺れるのを見て、また開いた。

湊は先端を当てたまま、動かなかった。痛くないか、と聞かれた。遥は首を振った。まだ、何も入っていない。触れているだけだ。それなのに、画面の中の入口は、当てられた先端に吸いつくように、ひくひくと動いていた。

湊の手が、遥の太ももを静かに撫でた。急がなくていい、と言うように。その手のひらの温かさに、遥は少しだけ肩の力を抜いた。力を抜いた分だけ、入口が先端に吸いつく。自分の身体の素直さに、遥はまた頬を熱くした。

濡れが、溢れ出した。画面の中で、入口からとろりと透明なものがこぼれ、先端を伝っていく。遥は、それが自分の身体から出ているものだと分かっていた。分かっていて、撮り続けた。恥ずかしさで頭がくらくらした。けれど、カメラを下ろしたいとは思わなかった。

濡れた粘膜が押され、湿った擦過音がカメラのマイクにも拾われたはずだった。遥は耳まで熱くなった。映像だけではない。音まで、自分の手で記録している。あとで見返したら、きっとこの音も聞こえる。そう思うと、また新しい熱が、奥からゆっくり押し出されてきた。

画面を見ながら、遥は昼間のことを思い出していた。更衣室の鏡で見た、白いレースの染み。隠したくて、消したくて、どうしようもなかった。今は、その染みのもっと奥を、自分の手で撮っている。隠す気持ちは、もうどこにもなかった。

あのとき、遥はこの体質を呪っていた。見られる想像だけで濡れてしまう、恥ずかしい身体。けれど今は、その身体が湊を迎え入れようとしているのが分かる。濡れやすいことが、初めて自分を助けてくれている気がした。

湊が、画面の外から遥の顔を見ていた。どうしたいか、と聞く。このまま、遥が撮りながら入れるか。それとも、もう一台のカメラで、湊も撮るか。二つの角度から、同じ瞬間を残す。遥は画面の中の、触れ合ったままの場所を見つめた。

遥はファインダーから一瞬だけ目を上げ、本物の湊を見た。画面の中ではなく、目の前にいる人。その人の目もまた、まっすぐに遥を見ていた。

どちらでも、きっと後悔はしない。けれど、どちらの映像を残したいのか、選ぶのは自分だった。遥はカメラを握り直し、画面の中で震えている入口を見つめながら、ゆっくりと唇を開いた。

カメラを腿の間へ固定すると、画面いっぱいに濡れた襞と、そこへ触れる先端が映った。呼吸のたびに画角が揺れ、入口は小さく収縮する。湊が数ミリ押すだけで、薄い膜に覆われた輪郭が沈み、遥の手まで同じ周期で震えた。

自分で撮っているからこそ、目を逸らせなかった。先端の熱は画面には映らないのに、皮膚の下へは容赦なく伝わる。遥は録画の赤い印を確かめ、見届ける羞恥に頬を染めた。入口には溢れた濡れが光っていた。

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