【攻め・謝罪】「誠意は?」と聞かれた営業の遥が、取引先の社長に自分から跨る:END(鏡台の前の誠意)

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【攻め・謝罪】「誠意は?」と聞かれた営業の遥が、取引先の社長に自分から跨る:END(鏡台の前の誠意)

「展示ベッドに、寝てください」

遥がそう言うと、黒崎は黙って白いリネンの上に仰向けになった。売り物のマットレスが、五十四歳の身体を深く受け止める。遥はベッドの足元に立ち、その姿を見下ろした。間接灯の光が、黒崎の身体の起伏に柔らかい影を落としていた。

遥はベッドに膝で乗り、黒崎の脚のあいだを這うように進んだ。膝、太もも、腰。薄い膜に包まれたものの上を、自分の胸がかすめていく。黒崎が、息を詰めた。遥はわざと、もう一度胸で撫で上げてから、黒崎の腰の上に跨った。

「まだ、入れませんから」

遥は腰を下ろした。けれど、入れはしなかった。硬いものを自分の下腹と黒崎の腹のあいだに寝かせ、その上に、濡れた割れ目をぴたりと押し当てる。遥は黒崎の胸に両手をつき、腰を前後にゆっくり滑らせ始めた。

幹の背が、遥の割れ目に沿って擦れていく。前に滑ると、小さな突起が膜越しのくびれに引っかかる。後ろに滑ると、入り口が先の丸みの上を通り過ぎる。そのたびに、入りそうで入らない。遥は自分で、その境目を何度も往復した。

黒崎の手が、遥の腰に伸びた。遥はその手首を掴み、黒崎の頭の上のリネンに押しつけた。両手首を重ね、片手で押さえる。本気を出せば、簡単にほどける力だった。黒崎は、ほどかなかった。眉間に皺を寄せ、遥を下から睨み上げた。

「その顔、好きです」

遥は前に屈み、黒崎の唇を噛むようにキスをした。キスをしながら、腰だけを動かし続ける。下で、黒崎のものがびくびくと跳ねていた。膜の内側が、もう先走りで濡れているのが、擦れる感触で分かった。遥の脚のあいだも、同じくらいぐしょぐしょだった。

展示ベッドの軋みが、静かなフロアに響いた。新品のスプリングが、二人の重みにきしきしと鳴る。昼間、家族連れの子どもが跳ねて店員に叱られていたベッドだった。遥はそれを思い出して、思わず笑ってしまった。笑うと、中が疼いた。

ベッドの向かいの壁際に、展示用の鏡台が置かれていた。楕円の大きな鏡に、ベッドの上の二人が映っていた。男の両手首を押さえつけ、その腰の上で、裸の女が腰を揺らしている。遥は、鏡の中の自分の背中の反り方を、美しいと思った。

腰の動きを速めると、黒崎の喉から低い声が漏れた。我慢の限界が近いのは、押さえた手首の強張りで分かった。遥も同じだった。擦れるだけで、何度も達しそうになる。けれど、ここで一人だけ達してしまうのは、もったいなかった。

遥は腰を止め、少しだけ浮かせた。手を下に伸ばし、黒崎の硬いものを握る。真上に向けて立て、先を自分の入り口に合わせた。濡れた入り口が、先の丸みにぴたりと吸いついた。黒崎が、息を止めた。

「欲しいですか、社長。言ってください」

黒崎は、しばらく答えなかった。それから、押さえられた手首のまま、掠れた声で言った。欲しい。その一言を聞いた瞬間、遥の背中を甘い震えが駆け上がった。この人に、それを言わせたかった。ずっと。

先を入り口に当てたまま、遥は考えた。このベッドで、このまま沈むのはもったいない気がした。展示場には、まだ使っていない家具がある。リビングの区画の緑のソファで、背中を向けて跨るか。鏡台の前で、鏡に映る自分を見ながら繋がるか。

▶ 別の道へ飛ぶなら
→ 「あのソファで、背中向きに跨ります」
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「鏡台の前で、見ながら」

遥は黒崎の手を引いてベッドから降ろし、壁際の鏡台の前へ連れていった。展示用の、楕円の大きな鏡がついた鏡台だった。その前に、背もたれのない丸いスツールがある。遥は黒崎をそこに座らせ、自分は黒崎に背中を向けて立った。

鏡の中に、二人が映っていた。スツールに座る裸の男と、その前に立つ裸の女。間接灯の光が下から当たって、遥の身体の線を浮き上がらせていた。遥は鏡越しに黒崎の目を捉え、ゆっくりと腰を落としていった。

「見ててください。私が、社長を入れるところ」

後ろ手に、黒崎の硬いものを握った。真上に向けて立て、先を自分の入り口に合わせる。鏡の中で、遥の脚のあいだに、薄い膜に包まれた先が触れているのが見えた。遥は膝に手をつき、鏡を見つめたまま腰を沈めた。

先が、入り口を押し開いた。鏡の中で、濡れた花びらが先の丸みに押し広げられていく。遥は息を呑んだ。自分の身体が男を呑み込んでいくところを、こんなにはっきり見たのは初めてだった。太いものが、少しずつ、自分の中に消えていく。

半分ほどで止まり、遥は大きく息を吐いた。それから、鏡の中の黒崎と目を合わせたまま、残りを沈めた。尻が黒崎の太ももに着いた。鏡の中で、二人の身体が根元でぴたりと繋がっていた。遥の下腹が、内側から押し上げられて、わずかに膨らんで見えた。

「全部、見えますね……入ってるの」

黒崎が、遥の肩越しに鏡を見つめていた。その目が、ぎらぎらと光っていた。遥は両膝を大きく開き、黒崎の太ももの外側に乗せた。脚を開くと、繋がった場所が、鏡の真ん中に晒された。遥は、それを黒崎に見せつけるように、ゆっくりと腰を持ち上げた。

濡れて光る幹が、遥の中から引き出されていく。鏡の中で、それがはっきりと見えた。抜けそうになるぎりぎりで止め、また沈める。幹が、ずぶずぶと遥の中に呑み込まれていく。遥は鏡から目を離さずに、それを何度も繰り返した。

黒崎の手が、後ろから遥の胸を包んだ。鏡の中で、たこのある指が遥の胸の先を摘まむ。遥の背中が反り、中が黒崎をきゅっと締めつけた。鏡の中の自分の顔が、とろりと蕩けていた。商談の席で、黒崎の前に座っていた営業の顔は、もうどこにもなかった。

「社長、私の顔……どうですか」

いい顔だ、と黒崎が耳元で言った。ずっと、こういう顔を見たかった。その言葉に、遥の腰の動きが速くなった。スツールが、二人の重みでぐらりと揺れた。黒崎の腕が、遥の腰をしっかりと抱えて支えた。

鏡の中で、遥の胸が揺れていた。黒崎の幹が、濡れた音を立てて遥の中を出入りしている。遥の指が、自分の脚のあいだに伸びた。繋がった場所のすぐ上の、小さな突起を、自分で撫でる。鏡の中で、それも全部見えていた。

奥を擦られ、外を自分で撫で、胸を後ろから摘ままれる。遥は鏡の中の自分を見つめたまま、全身を震わせて達した。鏡の中で、遥の背中が弓なりに反り、口が大きく開いた。中が、黒崎を何度も強く締めつけた。

黒崎が遥の腰を強く引き寄せ、奥深くに沈めたまま止まった。鏡の中で、黒崎が遥の肩に額を押しつけ、きつく目を閉じるのが見えた。遥の奥で、膜越しの熱い脈が何度も打った。二人の荒い息で、鏡の下の方が白く曇った。

しばらくして、遥は鏡の曇りを指でなぞった。小さく、誠意、と書く。黒崎が後ろで噴き出した。翌月、黒崎家具の新作カタログが届いた。寝室のページに、あの鏡台が載っていた。遥はそのページの角を、そっと折った。

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