【処女喪失】弱みを知られた上司に、二十七歳の初めてを教わる遥:vol.4(箱の中身の使い方)

yowami シリーズのアイキャッチ 職場・OL

▶ 名前変換:入力フォームを開く






【処女喪失】弱みを知られた上司に、二十七歳の初めてを教わる遥:vol.4(箱の中身の使い方)

「ゆっくり、全部教えてください」

遥がそう言うと、桐生は小さく頷いた。それなら、まず君のことを知りたい、と彼は言った。ベッドを降り、寝室の隅の鞄から何かを取り出して戻ってくる。手のひらの上に、見覚えのある白い箱が載っていた。会社の机の上にあった、あの箱だった。

返しそびれていた、と桐生は言った。持って帰るか、と箱を差し出される。遥は受け取ろうとして、手を止めた。今夜、ここにこれがある意味を考えた。桐生は箱を遥の手に載せ、蓋を開けた。薄いピンクの小さな機械が、柔らかな布の上に収まっていた。

一人のとき、これをどう使うつもりだったのか、見せてほしい、と桐生は言った。俺が触る前に、君が自分の身体をどう扱っているのかを知りたい。遥は箱を持ったまま固まった。それは、昨夜打ち明けたことよりも、ずっと恥ずかしい頼みだった。

「……見られながら、ですか」

嫌ならやめていい、と桐生は言った。いつもと同じ答えだった。遥はしばらく箱の中を見つめていた。それから、震える指で、機械をつまみ上げた。電池はもう入っていた。届いたら、すぐに使えるようにと、店の人が入れてくれていたのだった。

スイッチを押すと、手の中で小さな機械が細かく震え始めた。低い羽音のような音が、静かな寝室に響いた。遥は思わず手を握りしめた。会社で開けられたとき、桐生もこの音を聞いたのだろうか。そう思うと、手の中の震えが急に大きく感じられた。

遥はベッドの上で膝を立て、脚を少し開いた。下着はまだ着けたままだった。桐生はベッドの足元の椅子に腰を下ろし、少し離れたところから遥を見ていた。触れない。手も伸ばさない。ただ、見ている。その距離が、かえって遥を追い詰めた。

間接照明の淡い光が、遥の膝と、白い太ももの内側を照らしていた。こんなに明るい場所で、自分の脚の間を誰かに見せたことはなかった。遥は箱の蓋を閉じることも、機械を置くこともできずに、手のひらの上で小さな振動を握っていた。

震える機械を、下着の上から脚の間に近づけた。布に触れた瞬間、振動が布地を伝って広がった。遥はびくりと腰を引いた。強すぎる。説明書で読んだのとは、まるで違う。もう一度、今度はそっと当てる。突起の少し横に。振動が、じんわりと染み込んできた。

「ん……」

声を抑えようとして、唇を噛んだ。桐生の視線が、自分の手元に注がれているのが分かった。どこに当てるのか。どのくらいの強さで。指がどう動くのか。全部、見られている。一人で練習するつもりだったことを、上司の目の前でしている。

機械を当てた場所から、熱がにじみ出してきた。さっき桐生の指でほどかれた場所が、また疼き始めている。遥は少しずつ、機械を上へずらしていった。突起の真上に当たった瞬間、腰が跳ねて、機械が手から滑りそうになった。

そこが、いちばん感じるところだと、さっき教わった場所だった。一人では、怖くて当てられなかった場所。今は、桐生に見られているせいで、逃げることができなかった。逃げたら、見せると言った約束を破ることになる。遥は機械を握り直し、もう一度そこに当てた。

下着が、みるみる湿っていった。水色の布地が、振動の当たる場所から濃い色に変わっていく。遥はそれを自分の目で見てしまった。脚の間の布が、肌に貼りついて形を浮かび上がらせている。椅子に座った桐生にも、同じものが見えているはずだった。

「見ないで……ううん、見てて、ください」

自分が何を言っているのか、もう分からなかった。見られるのが恥ずかしい。けれど、見られているから、こんなに濡れている。一人のときには、こんなふうにはならなかった。桐生の視線が、機械の振動よりも強く、遥の身体を震わせていた。

下着の上からでいいのか、と桐生が静かに聞いた。命令ではなかった。ただの問いかけだった。遥は唇を噛み、空いているほうの手で、下着のふちに指をかけた。ゆっくりと、片側へずらす。濡れた場所が、部屋の空気と、桐生の視線に晒された。

直接当てた振動は、布越しとは比べものにならなかった。遥の喉から、こらえきれない声が漏れた。突起が、震える機械に押されて、ぴくぴくと跳ねる。溢れたものが、機械の表面を濡らし、ぬるぬると滑らせた。遥は膝をさらに開いていた。開こうと思ったわけではなかった。

桐生が椅子から立ち上がり、ベッドの端に腰を下ろした。それでも、遥には触れなかった。顔を見せろ、とだけ言った。遥は顔を覆っていた腕を下ろした。目の前に、桐生の顔があった。真剣な目で、遥の表情の一つ一つを見つめていた。

その目に見つめられながら、遥は自分の手で、自分を追い詰めていった。振動が突起を押し、溢れた熱が太ももを伝う。さっき桐生の指で止められた波が、今度はもっと高いところから押し寄せてきた。怖い。けれど、手を止められなかった。

「部長、私、もう……っ」

いい、と桐生が言った。そのまま、と。その声を聞いた瞬間、遥の中で何かがほどけた。腰が大きく跳ね、足の指がシーツを掴んだ。喉の奥から、自分でも聞いたことのない声が溢れた。遥は桐生の目を見たまま、生まれて初めて、人の前でイった。

波が引いていくあいだ、遥はぼんやりと桐生の顔を見ていた。機械はいつの間にか手から落ち、シーツの上で震えていた。桐生がそれを拾い、スイッチを切った。寝室に、遥の荒い息だけが残った。

一人のときには、一度もここまで来られなかった、と遥は掠れた声で言った。見られていたから来られたのだと、言わなくても分かっていた。桐生は遥の汗ばんだ額に手を当て、よくできた、と言った。会議で企画が通ったときと、同じ言葉だった。

その言葉が、遥の胸の奥に落ちていった。仕事で褒められるのとは、まるで違う響きだった。遥は桐生の手首に指を添え、その手をそっと自分の太ももの上へ導いた。まだ震えている、自分の身体の上へ。

「今度は、部長の手でしてください」

前の話に戻る

ここまで読んでくれてありがとう

選択を変えれば、結末は変わります。
別のルートを試すか、他の物語へ。

📖 弱みを知られた上司に、二十七歳の初めてを教わる遥の全ルート↻ 最初から読み直す🏠 他の物語を探す

コメント