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【強制絶頂】イッたら負けのゲームで、何度もイかされる遥:vol.4(自分から求めた四回戦)
「もう一回。今度こそ耐えます」
自分の口から出た言葉に、遥は自分で驚いていた。負けを帳消しにしたい。それは本当だった。けれど、それだけではないことも分かっていた。さっきの波をもう一度、という声が、身体の奥のどこかで小さく鳴っていた。
神崎は少しだけ眉を上げ、それから頷いた。四回戦で遥が勝てば、三回戦の負けは無かったことにする。案件も出張も、遥のものだ。負ければ、負けが二つになる。時間は十分に戻す。ただし、と彼は続けた。今度は指ではなく、口でする。
口で、という言葉の意味が分かった瞬間、遥の顔が一気に熱くなった。元彼はそういうことをしなかった。遥も頼んだことはない。見られるだけで恥ずかしい場所に、顔を近づけられ、舐められる。想像しただけで、イったばかりの場所がひくりと縮んだ。
「……いいです。十分、耐えます」
神崎は遥の腰の下に枕を一つ差し入れた。腰が持ち上がり、開いた脚の間が神崎の顔の高さに来る。遥は思わず両手で顔を覆った。神崎はタイマーをシーツの上に置き、遥の太ももの内側に手を添えた。開始の音が、やけに遠くで鳴った気がした。
最初は、息だった。神崎の吐く息が、濡れた場所にかかる。それだけで遥の太ももが震えた。次に、唇が太ももの付け根に押し当てられた。左の付け根、右の付け根。中心を避けるように、唇がその周りを一周する。焦らされていると分かっていても、遥の腰は勝手に唇を追った。
一分を過ぎたところで、舌が割れ目の下端に触れた。そこから上へ、平たくした舌が、濡れた肉をひと息に舐め上げる。遥の背中がシーツから浮いた。指とはまるで違った。柔らかく、熱く、ぬめった舌が、遥のいちばん敏感な場所の形をそのまま写し取っていく。
舌は、上端の突起の手前で止まった。それからもう一度、下から。二度目は、さっきよりもゆっくりだった。三度目は、さらにゆっくり。舐め上げられるたびに、遥の口から短い息が漏れた。手のひらで顔を覆ったまま、遥は自分の声を手の中に閉じ込めようとした。
四度目の舌が、ついに突起に届いた。舌先で、ちろりと弾かれる。遥の腰が大きく跳ね、神崎の両手が太ももを押さえて引き戻した。押さえつけられたまま、舌先が突起の周りを小さく回り始める。指で描かれた円よりも柔らかく、そのぶん逃げ場のない円だった。
イったばかりの身体は、驚くほど敏感になっていた。さっき一度越えた波の頂点が、まだすぐそこに残っている。そこへ向かって、身体がまっすぐに登っていく。遥は顔を覆っていた手を外し、シーツを掴んだ。耐えなければ。十分、耐えなければ。
神崎が、突起を唇で包んだ。そのまま、軽く吸われる。遥の頭の中が真っ白になった。吸われながら、唇の内側で舌先が突起を転がす。外からの刺激と、吸い上げられる感覚が一緒になって、腰の奥の熱を一気に引きずり出していく。
「だめ、まだ、っ……」
一分四十秒。遥は神崎の髪を両手で掴み、腰を突き上げてイっていた。指でイかされたときよりも、ずっと速かった。内側が何度も収縮し、そのたびに太ももが神崎の頭を挟むように締まった。神崎は口を離さず、遥の震えが収まるまで、舌を突起に当てたまま動かさずにいた。
負けた。二分ももたなかった。遥は荒い息のまま、天井を見上げて呆然としていた。悔しいはずなのに、身体はとろけるように甘く痺れている。神崎が顔を上げ、口元を手の甲で拭った。二敗目だな、と彼は言った。声は穏やかだったが、目の奥に熱があった。
「まだ……まだ、やれます」
遥はかすれた声で言った。神崎は少しの間、遥を見つめていた。それから、タイマーを手に取ろうとはせず、もう一度遥の脚の間に顔を沈めた。時間は測らない。遥がやめたいと言うまで続ける。それが五回戦だ、と彼は言った。遥は返事の代わりに、脚をさらに開いた。
枕に頭を預けたまま、遥は自分の脚の間に沈む神崎の頭を見下ろした。会議室で資料をめくり、取引先に頭を下げていた主任が、今は自分の脚の間に顔を埋めている。その光景が信じられず、同時に、どうしようもなく身体を熱くさせた。明日の朝、この人とどんな顔で朝食をとればいいのだろう。そんな考えが、浮かんではすぐに溶けて消えた。
二度目の舌は、最初から突起を捉えていた。イったばかりのそこは、触れられるだけで痛いほど敏感だった。神崎は舌を平たくして、突起を包むように当て、ゆっくりと押し回した。強すぎる刺激が少しずつ和らぎ、代わりに重く深い熱が、下腹の奥に溜まっていく。
舌が動くたびに、くちゅくちゅと濡れた音が部屋に響いた。遥はもう、それを恥ずかしいと思う余裕もなかった。自分の腰が、舌の動きに合わせて小さく揺れている。止めようとしても止まらない。腰を押しつけているのが自分なのか、引き寄せられているのか、もう分からなかった。
中指が、舌の下からもう一度入ってきた。さっき見つけられた腹側の一点を、指の腹がまっすぐに押し上げる。外を舌で、中を指で。三回戦の指よりも、四回戦の舌よりも、二つが重なった今の刺激はずっと深かった。遥の太ももが、がくがくと震え始めた。
二度目の波は、一度目よりも長く、高かった。遥は声を抑えることも忘れ、神崎の名前を呼びながらイった。腰が何度も跳ね、指を締めつけ、そのたびに新しい震えが背骨を駆け上がる。ようやく波が引いたとき、遥の目尻には涙が滲んでいた。三つ目の負けだった。
神崎は指を抜き、遥の隣に横たわった。汗で頬に貼りついた髪を、指でそっと払ってくれる。三敗だ、と彼は言った。負け分はどうやって払う、と。遥は震える手を伸ばし、神崎のスラックスの上から、硬く張り詰めたものにそっと触れた。
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