▶ 名前変換:入力フォームを開く
【フルダイブ】VRへ潜る義妹を、童貞の義兄がいたずらする:vol.7(震える告白と逃げ場なきレンズ)
恥辱の表情と中出しの要求で選択した光が閉じると、美咲の視界は雨音の離宮へ切り替わった。第21景の現実側の身体は同じ椅子に横たわったままだった。
目の前には濡れた硝子窓があり、屋根を打つ雨が床と仮想衣装へ細い影を落としている。
智樹は第21区画の接続を確認した。第21景では、停止語『強制帰還』と右手の停止動作は、どちらも有効だった。
涙を浮かべながら懇願の言葉をカメラに囁かされ、男の腰が最深部で静止して射精の直前を迎える。
「震える告白と逃げ場なきレンズ……このまま進めて」。
濡れた硝子窓の横で仮想カメラが赤く点灯する。第21景では、保存先は空欄で、映像はログアウトと同時に消える設定のままだった。
美咲は屋根を打つ雨の中で撮影範囲を確認する。第21景では、顔は影に隠れ、身体の輪郭と触覚値だけが映像へ残る。
月影城の管理画面が、最終段階へ進む許可を第21景の美咲へ求める。第21景では、仮想側の彼女は内容を読み、右手で承認欄へ触れた。
第21景の智樹は現実の身体へ触れる前に、安全表示と避妊設定を確認する。第21景では、許可された行為以外を機器が遮断する表示も緑だった。
雨音の離宮では正面から抱かれる感覚が始まる。美咲は濡れた硝子窓へ肩を預け、逃げ道を残した姿勢のまま同期を受け入れた。
触覚値が上がるたび、第21景の智樹は短く止まる。止められた時間が緊張を濃くし、第21景の美咲の仮想の指が彼の肩へ食い込んだ。
雨音の離宮で美咲が承認へ触れると、濡れた硝子窓の縁から細い光が胸元まで走った。第21景では、今回の中心は、正面から抱き合う姿勢で一定の速さで深い触覚を続けることだった。
第21景の智樹は現実側の美咲へ向き直る。第21景では、意識は仮想世界にあり、瞼も唇も自分からは動かなかった。
それでも屋根を打つ雨の下にいるアバターは、手を開いたまま智樹を見ていた。許可を出しているのは、その第21景の美咲だった。
智樹の指が胸元へ戻る。第21景では、布を急に引かず、前の場面で開いた隙間へ指先を滑らせた。
現実の肌へ触れた温度が変換され、雨音の離宮の美咲には内側から広がる熱として届いた。
濡れた硝子窓の波形が一段だけ上がる。第21景の美咲は止めず、仮想側で顎を引いて刺激の位置を確かめた。
第21景の智樹は胸の丸みに沿って掌を動かし、先端へ近づく手前で一度離した。焦らされた感覚だけが屋根を打つ雨へ残った。
触れられなくなった数秒に、第21景の美咲のアバターが息を詰める。第21景の現実の身体には、その表情も声も現れない。
続行の光が濡れた硝子窓へ灯る。第21景の智樹は同じ場所へ戻らず、反対側の胸を下からそっと支えた。
指の腹が柔らかな輪郭を押すと、雨音の離宮の美咲は肩を震わせ、足元の光を踏み直した。
智樹は唇を鎖骨の下へ置く。第21景では、短い口づけを二度重ね、三度目だけを胸の近くへ落とした。
屋根を打つ雨に映る美咲の影が細く反る。第21景では、停止動作ではなく、次の刺激を待つように両手が床へ戻った。
第21区画の触覚は、強さより長さを増した。第21景の智樹は同じ圧力を保ち、反応を急かさなかった。
第21景の美咲は仮想側で自分の胸元へ手を重ねる。現実で触れている第21景の智樹の指と、画面の手が同じ位置で重なった。
その重なりを合図に、第21景の智樹は正面から抱き合う姿勢で一定の速さで深い触覚を続けることへ少しだけ踏み込む。濡れた硝子窓の緑灯は消えなかった。
刺激が強くなる直前、第21景の智樹はまた手を止めた。第21景の美咲自身が次の一段を選ぶための間だった。
雨音の離宮の美咲は確認文を読み、右手ではなく左手で続行欄へ触れた。第21景では、停止の合図と間違えないためだった。
許可が届くと、第21景の智樹の手はゆっくり再開する。第21景では、胸への接触と選んだ姿勢の感覚が、別々の波として重なった。
屋根を打つ雨が淡く明滅し、美咲の仮想の呼吸が短くなる。第21景の現実側は眠るように静かなままだった。
第21景の智樹は静かな身体と画面の反応を見比べ、動かないことを同意の代わりにはしなかった。画面の許可だけを基準にした。
濡れた硝子窓へ次の強度が表示される。第21景の美咲は上限を選ばず、一段下の値で長く続ける方を選んだ。
第21景の智樹はその値に合わせ、指と唇の間隔を整える。雨音の離宮の時間だけが、現実よりゆっくり流れた。
美咲の仮想の膝が揺れると、第21景の智樹はすぐに圧力を弱めた。第21景では、揺れが収まるまで次の入力は送らない。
落ち着いた美咲は濡れた硝子窓へ自分から触れ、もう一度だけ同じ刺激を求めた。第21景の智樹は表示どおりに繰り返した。
第21景では、二度目の波は短く、代わりに深く残った。屋根を打つ雨の中で、美咲の指が衣装の裾を強く握った。
第21景の智樹が手を離すと、現実の胸元には温度と浅い皺だけが残る。第21景では、仮想側の熱は数秒遅れて下がった。
第21景では、次に示されたのは、終端の許可を自分で決めることだった。第21景の美咲はすぐに押さず、停止欄との距離を確かめる。
雨音の離宮の出口も同時に開いた。戻ることも進むこともできる状態で、美咲は第21景の智樹のアバターを見上げた。
第21景の智樹は決定を促さず、現実側の衣服を軽く整えた。濡れた硝子窓の入力が届くまでは、身体へ触れなかった。
やがて第21景の美咲の指が続行へ触れる。屋根を打つ雨が白から青へ変わり、次の場面へ向かう道が開いた。
雨音の離宮の空気は冷たく、屋根を打つ雨だけが美咲の仮想の頬へ淡い温度を与えていた。
現実側の室温は二十四度で安定し、第21区画の負荷も許容値の半分に収まっている。
智樹は濡れた硝子窓へ映る波形と、椅子に横たわる美咲の呼吸を交互に確認した。
屋根を打つ雨の明暗が変わるたび、仮想と現実の時間には一秒ほどのずれが生まれた。
美咲の右手は雨音の離宮で開かれ、停止操作へ移れる余裕が残されていた。
濡れた硝子窓の縁をなぞる仮想の指が、続行を選ぶ意思を短い光へ変えた。
現実の美咲は眠るように動かず、胸の上下だけが第21区画の進行を伝えていた。
智樹は急がず、雨音の離宮の表示が緑へ戻るたびに次の接触まで数秒を置いた。
屋根を打つ雨を受けた衣服の皺が細く浮かび、仮想の姿勢の変化を視覚へ返した。
濡れた硝子窓の安全欄には、記録禁止と即時帰還の二項目が消えずに残っていた。
濡れた硝子窓へ次の許可が一つだけ浮かぶ。『証拠を完全に固定される中出しENDへ』。第21景の美咲は内容を読み、停止欄と並んだ承認欄へ指を近づけた。
屋根を打つ雨が緑へ変わる。現実の身体は無反応のままでも、次へ進む選択は雨音の離宮の美咲自身が行った。
ここまで読んでくれてありがとう
選択を変えれば、結末は変わります。
別のルートを試すか、他の物語へ。



コメント