▶ 名前変換:入力フォームを開く
【透明人間】見えない上司に襲われる夜:END(仰向けの絶望)
喉を徹底的に蹂躙された痛みが残るまま、遥は仰向けで机の天板に押さえつけられていた。
酸素を求めてむせ返るたび、冷たい天板が肩甲骨に食い込む。
両膝は見えない力で外側から固定され、下半身を隠すことも、身体を横へ逃がすこともできなかった。
「ヒヒッ……いい口だったぜ。今度は下からたっぷり可愛がってやるよ」
大嫌いな中年男の声が、無防備に開かされた脚の間から響いた。
視界に映るのは、天井の蛍光灯と、誰にも助けを求められない暗い事務室だけだった。
声の位置だけは分かるのに、そこへ向けて蹴ることも、相手の腕を振りほどくこともできない。姿のない拘束は、遥から反撃するための目印さえ奪っていた。
「……っっあぁっ!!」
声にならない悲鳴が口から漏れた。
後ろ手で縛り上げられた両腕が、遥自身の体重と硬い天板の間に挟まれ、関節が砕けそうなほどの激痛を訴える。
身をよじって痛みを逃がそうとするが、見えない太い手が遥の両膝を外側から掴み、大股を開くように強制的に左右へ押し広げた。
蛍光灯の白い光が目に刺さる中、何もない虚空から、タバコ臭い荒い息遣いが降ってくる。
そして、遥の両脚の間に割り込んできた、目に見えないひろし課長が、遥の身体に重くのしかかった。
息が止まる。
腹部に感じる、むさくるしい中年男の重み。
そして、完全に無防備に晒された入り口の柔らかな粘膜に、遥自身の涎で汚れたままの熱く凶悪な肉塊が、真っ直ぐに突き立てられた。
「処女いただきまぁす」
絶望的な宣告とともに、見えない怪人は遥の抵抗を冷酷に無視し、言葉のない凄まじい殺気を乗せて、全体重で腰を沈み込ませた。
分厚い先端が、硬く閉ざされた未開の粘膜を、容赦なく押し広げながら侵入を開始する。
下腹部が内側から裂けていくような生々しい感覚。
「……っっあぁああっ!! 痛いっ……!」
痛みのあまり声がかすれ、口から涎が垂れる。
生々しい破瓜の痛みとともに、最も太い部分が純潔の壁を完全に突き破り、処女の最奥へと到達した。
熱く硬い杭が、腹の底を内側からぎゅうぎゅうと圧迫する。
「ヒヒッ! すげぇな、まじで入らねぇかと思ったぜ! さすがは新入社員、中身は新品そのものだな!」
自分の最も大切なものが、こんな無機質なオフィスの机の上で、大嫌いな上司に無残に奪われてしまった。
その絶望を処理する暇もなく、身体を貫いたままの肉棒が引き抜かれ、再び深く突き入れられる。
引き抜かれるたびに内臓ごと引きずり出されるような痛みが走り、押し込まれるたびに奥の壁が激しく突かれる。
背中に敷かれた自分の腕が軋む痛みと、下腹部を貫かれる激痛。
仰向けの無防備な姿勢のまま、遥は見えない暴力的な質量によって容赦なく前後に揺さぶられ始めた。
肉と肉が激しくぶつかり合う打撃音。
処女血と愛液が泡立つ卑猥な水音。そして、見えない男の興奮しきった荒い息遣い。
それらが、誰一人いない夜のフロアに反響するように響き渡る。
激痛の連続。だが、執拗な摩擦が続くうちに、処女の未熟な粘膜に、痛みとは違う奇妙な熱が混ざり始めた。
「……はぁっ……あ……いやっ……あぁんっ!」
太く熱い異物がこすり上げられるたびに、脳の芯がびりびりと痺れるような感覚。
それは、遥自身が絶対に認めたくない、絶望的な快楽の始まりだった。
頭では泣き叫んでいるのに、身体だけが強烈な刺激に屈服し、さらなる愛液をあふれさせて課長の肉棒を受け入れていく。
「イクッ、イクぞ! 俺の種、お前の綺麗な腹ん中に全部出してやる!」
そして、暴力的なピストンが臨界点を迎える。
見えない重みが大きく跳ね、遥の膝を固定していた手に、骨が砕けそうなほどの力が込められた。
息が止まるほどの深い侵入。
子宮の入り口を直接押し潰されるような強烈な圧迫感とともに、遥の下腹部に、大量の灼熱の液体が一気に噴き出された。
「……っっ!? あ……ぅうっ……」
痛い。熱い。恐ろしい。
生温かく、ひどく重たく、粘り気のある男の体液と同じ質量を持ったものが、純潔だった身体の最も深い場所から急速に広がっていく。
それはまるで、自分の体温そのものを内側から書き換えられ、最低な中年男の所有物へと完全に作り変えられていくような、圧倒的な侵略だった。
入りきらなかった白濁した液体が、結合部から溢れ出し、机の天板へとこぼれ落ちる。
自分が今、大嫌いな上司の精液を、身体の一番奥深くで強制的に受け入れさせられた。
その絶望的な事実が、遥の理性を完全に破壊した。
「……ぷはぁっ、最高だったぜ」
ひどく淀んだ声とともに、体内を占拠していた肉の楔が、ゆっくりと引き抜かれた。
空洞になった下腹部に冷たい空気が入り込み、同時に、大量の熱い精液と処女血が混ざり合ったものが、堰を切ったようにぽたぽたと流れ落ちる。
両膝を固定していた見えない力が消え、拘束が解かれる。
だが、遥の身体はぴくりとも動かなかった。
両腕を後ろ手で縛られ、下半身を丸出しにしたまま、オフィスの机の上に仰向けに倒れ伏している。
股間からはこの世の者ではない白濁液を垂れ流し、焦点の合わないうつろな目で、眩しい蛍光灯の光をただ虚空に見つめ続けていた。
静まり返った深夜のオフィスに、完全に心が壊れてしまった哀れな女の、掠れた呼吸音だけがいつまでも虚しく響き続けていた。
蛍光灯の白さが涙で滲み、天井の四角い光だけが何度も二重になった。喉には押し広げられた痛みが残り、唾液を飲み込むだけで鋭い熱が走る。遥は仰向けのまま首を横へ向け、机の端に置かれた内線電話を見つけた。
受話器まで腕一本分。痺れた手は持ち上がらない。遥は肩をずらし、頬と顎を天板へ押しつけながら身体を数センチずつ寄せた。傷ついた秘部が動くたび下腹部に痛みが戻ったが、止まれば声を届ける手段はなくなる。
顎が受話器の下側へ触れた。もう一度押すと、受話器が外れて机へ落ち、規則的な発信音が耳元で鳴った。テンキーの「0」は目の前にある。遥は震える指先を伸ばし、爪でそこを押した。
数秒後、警備室の男の声が受話器から聞こえた。
『どうしました。応答できますか』
「……たす……け……」
傷ついた喉は、その三音を形にするだけで限界だった。受話器の向こうが聞き返した直後、何もない空間から手が伸びた。電話線が根元から引かれ、発信音も声も途切れる。
遥の頬へ、切れたコードの先が落ちた。内線の表示だけは通話時間を数え続け、警備室へ接続した記録を残している。見えない男はそれに気づかず、受話器を床へ蹴った。
切断された受話器から音は出なくなったが、本体の赤いランプは消えなかった。警備室側が回線を確認しているのか、一定の間隔で点滅を繰り返している。遥は顎を天板へ預けたまま、その光に合わせて呼吸した。喉を通る空気は細く、吸うたびに咳が込み上げた。
廊下の天井で小さな電子音が鳴った。警備員が階を確認するため、扉のセンサーを操作した音にも聞こえる。遥はもう一度声を出そうとしたが、傷ついた喉は乾いた摩擦音しか作れない。代わりに、動く指で内線本体を二度叩いた。硬い机へ振動が伝わり、無人のフロアへ短い音が残った。
助けを求める声は途中で切られたが、完全には消されていなかった。遥は動かない身体で電話の表示を見つめ、誰かが異常に気づくまで意識を手放さないよう、一秒ずつ数字を追った。
ここまで読んでくれてありがとう
選択を変えれば、結末は変わります。
別のルートを試すか、他の物語へ。



コメント