【フルダイブ】VRへ潜る義妹を、童貞の義兄がいたずらする:vol.5(レンズを見つめながらの初侵入)

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【フルダイブ】VRへ潜る義妹を、童貞の義兄がいたずらする:vol.5(レンズを見つめながらの初侵入)

証拠を刻むカメラと体位の強要で選択した光が閉じると、美咲の視界は映写回廊へ切り替わった。第19景の現実側の身体は同じ椅子に横たわったままだった。

目の前には空中の映像板があり、足音を返す黒壁が床と仮想衣装へ細い影を落としている。

智樹は第19区画の接続を確認した。第19景では、停止語『強制帰還』と右手の停止動作は、どちらも有効だった。

仰向けに寝かされ、顔の真横にレンズを向けられた状態で侵入される。涙と乱れる呼吸が画面に克明に映る。

「レンズを見つめながらの初侵入……このまま進めて」。

空中の映像板の横で仮想カメラが赤く点灯する。第19景では、保存先は空欄で、映像はログアウトと同時に消える設定のままだった。

美咲は足音を返す黒壁の中で撮影範囲を確認する。第19景では、顔は影に隠れ、身体の輪郭と触覚値だけが映像へ残る。

仮想側の美咲は仰向けになり、第19景の智樹のアバターと正面から向き合う。第19景の現実側でも椅子の背がゆっくり倒された。

第19景の智樹は開いたシャツの胸元へ顔を近づけ、片方の胸へ短く口づける。第19景では、舌を使わず、肌の温度だけを唇へ移した。

もう片方の胸は掌で支える。足音を返す黒壁の中で美咲の仮想身体が身を反らし、選んだ姿勢を崩さず受け止めた。

第19景では、下腹部への触覚同期を許す表示が点く。第19景の智樹は衣服の上から脚の付け根へ手を置き、圧力を最低値から始めた。

映写回廊で美咲が承認へ触れると、空中の映像板の縁から細い光が胸元まで走った。第19景では、今回の中心は、正面から抱き合う姿勢で胸と内腿へ触覚を分けて送ることだった。

第19景の智樹は現実側の美咲へ向き直る。第19景では、意識は仮想世界にあり、瞼も唇も自分からは動かなかった。

それでも足音を返す黒壁の下にいるアバターは、手を開いたまま智樹を見ていた。許可を出しているのは、その第19景の美咲だった。

智樹の指が胸元へ戻る。第19景では、布を急に引かず、前の場面で開いた隙間へ指先を滑らせた。

現実の肌へ触れた温度が変換され、映写回廊の美咲には内側から広がる熱として届いた。

空中の映像板の波形が一段だけ上がる。第19景の美咲は止めず、仮想側で顎を引いて刺激の位置を確かめた。

第19景の智樹は胸の丸みに沿って掌を動かし、先端へ近づく手前で一度離した。焦らされた感覚だけが足音を返す黒壁へ残った。

触れられなくなった数秒に、第19景の美咲のアバターが息を詰める。第19景の現実の身体には、その表情も声も現れない。

続行の光が空中の映像板へ灯る。第19景の智樹は同じ場所へ戻らず、反対側の胸を下からそっと支えた。

指の腹が柔らかな輪郭を押すと、映写回廊の美咲は肩を震わせ、足元の光を踏み直した。

智樹は唇を鎖骨の下へ置く。第19景では、短い口づけを二度重ね、三度目だけを胸の近くへ落とした。

足音を返す黒壁に映る美咲の影が細く反る。第19景では、停止動作ではなく、次の刺激を待つように両手が床へ戻った。

第19区画の触覚は、強さより長さを増した。第19景の智樹は同じ圧力を保ち、反応を急かさなかった。

第19景の美咲は仮想側で自分の胸元へ手を重ねる。現実で触れている第19景の智樹の指と、画面の手が同じ位置で重なった。

その重なりを合図に、第19景の智樹は正面から抱き合う姿勢で胸と内腿へ触覚を分けて送ることへ少しだけ踏み込む。空中の映像板の緑灯は消えなかった。

刺激が強くなる直前、第19景の智樹はまた手を止めた。第19景の美咲自身が次の一段を選ぶための間だった。

映写回廊の美咲は確認文を読み、右手ではなく左手で続行欄へ触れた。第19景では、停止の合図と間違えないためだった。

許可が届くと、第19景の智樹の手はゆっくり再開する。第19景では、胸への接触と選んだ姿勢の感覚が、別々の波として重なった。

足音を返す黒壁が淡く明滅し、美咲の仮想の呼吸が短くなる。第19景の現実側は眠るように静かなままだった。

第19景の智樹は静かな身体と画面の反応を見比べ、動かないことを同意の代わりにはしなかった。画面の許可だけを基準にした。

空中の映像板へ次の強度が表示される。第19景の美咲は上限を選ばず、一段下の値で長く続ける方を選んだ。

第19景の智樹はその値に合わせ、指と唇の間隔を整える。映写回廊の時間だけが、現実よりゆっくり流れた。

美咲の仮想の膝が揺れると、第19景の智樹はすぐに圧力を弱めた。第19景では、揺れが収まるまで次の入力は送らない。

落ち着いた美咲は空中の映像板へ自分から触れ、もう一度だけ同じ刺激を求めた。第19景の智樹は表示どおりに繰り返した。

第19景では、二度目の波は短く、代わりに深く残った。足音を返す黒壁の中で、美咲の指が衣装の裾を強く握った。

第19景の智樹が手を離すと、現実の胸元には温度と浅い皺だけが残る。第19景では、仮想側の熱は数秒遅れて下がった。

第19景では、次に示されたのは、衣服の内側へ指を進めることだった。第19景の美咲はすぐに押さず、停止欄との距離を確かめる。

映写回廊の出口も同時に開いた。戻ることも進むこともできる状態で、美咲は第19景の智樹のアバターを見上げた。

第19景の智樹は決定を促さず、現実側の衣服を軽く整えた。空中の映像板の入力が届くまでは、身体へ触れなかった。

やがて第19景の美咲の指が続行へ触れる。足音を返す黒壁が白から青へ変わり、次の場面へ向かう道が開いた。

映写回廊の空気は冷たく、足音を返す黒壁だけが美咲の仮想の頬へ淡い温度を与えていた。

現実側の室温は二十四度で安定し、第19区画の負荷も許容値の半分に収まっている。

智樹は空中の映像板へ映る波形と、椅子に横たわる美咲の呼吸を交互に確認した。

足音を返す黒壁の明暗が変わるたび、仮想と現実の時間には一秒ほどのずれが生まれた。

美咲の右手は映写回廊で開かれ、停止操作へ移れる余裕が残されていた。

空中の映像板の縁をなぞる仮想の指が、続行を選ぶ意思を短い光へ変えた。

現実の美咲は眠るように動かず、胸の上下だけが第19区画の進行を伝えていた。

智樹は急がず、映写回廊の表示が緑へ戻るたびに次の接触まで数秒を置いた。

足音を返す黒壁を受けた衣服の皺が細く浮かび、仮想の姿勢の変化を視覚へ返した。

空中の映像板の安全欄には、記録禁止と即時帰還の二項目が消えずに残っていた。

空中の映像板へ次の許可が一つだけ浮かぶ。『顔の横にカメラを構えられ、奥深くまで貫通される』。第19景の美咲は内容を読み、停止欄と並んだ承認欄へ指を近づけた。

足音を返す黒壁が緑へ変わる。現実の身体は無反応のままでも、次へ進む選択は映写回廊の美咲自身が行った。

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