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【感度増幅催眠】上司に仕組まれた研究員・遥:vol.2(小型バイブの初絶頂)
感度表示が上がった直後、白衣の裾へ触れていたひろしの手が止まった。蛍光灯の低い唸り、空調が運ぶ冷気、椅子の表面に押し返される太ももの重み。そのどれもが、遥の皮膚を別々の方向から撫でていた。赤い停止ボタンは、まだ右手の先で光っている。
ひろしは白衣のポケットから、親指ほどの小さな器具を取り出した。淡い灰色の筒。先端だけが丸く、側面には三段階の目盛りがある。研究室の備品台帳には載っていない、小型のバイブだった。
「それを使うなんて、聞いていません……試験を止めてください」
遥は赤いボタンへ手を伸ばした。指は表面へ届いたが、押し込めない。解除すれば、首筋に残るひろしの体温も、胸の先から背骨へ続く痺れも消える。そう理解した途端、指先から力が抜けた。
「押せば終わる。押さないなら、次の刺激へ進む」
小型バイブの電源が入り、低い振動がひろしの指へ伝わった。機械音は控えめだった。だが、器具を見ただけで遥の膝が強く閉じた。重なった太ももの圧が、熱を持った内側へまともに返ってくる。
ひろしはすぐに下半身へ触れず、丸い先端を手首へ当てた。時計のベルトが触れていた場所を、弱い振動がゆっくり移動する。皮膚の表面だけではない。細かな揺れが骨へ染み、肘の内側から脇へ向かって細い熱の筋を作った。
次に鎖骨。白衣の襟へ器具が触れると、布が震え、その振動がシャツと下着へ伝わった。胸の先端へ直接当てられていないのに、繊維の震えだけで乳房が重く張った。呼吸のたび、硬くなった乳首が下着へ擦れる。
「近づけないで……そこには、使わないでください」
訴えに答えず、ひろしは白衣の合わせ目を開いた。シャツの上から器具を胸の外側へ押し当てる。弱い目盛りのままなのに、振動は柔らかな肉を伝わり、中心へ集まった。遥の背中が椅子から浮き、喉の奥で息が詰まった。
器具が離れる。刺激の消えた場所だけが取り残されたように熱い。遥は肩で息をしながら赤いボタンを見た。いまなら押せるはずだった。だが次の振動が来ない数秒の方が、触れられている時間より長く感じられた。
「止めてほしいのか、続きが欲しいのか。身体で選べ」
ひろしの指が白衣の裾を持ち上げた。スカートの上から太ももの外側へ小型バイブが触れる。振動は厚い布に弱められながらも、催眠で研ぎ澄まされた皮膚には十分だった。膝へ近づき、そこから内側へ折れる。器具が一センチ進むたび、脚の筋肉が細かく震えた。
遥は足を引こうとした。椅子に拘束はない。逃げようと思えば立てる。それでも腰を浮かせた瞬間、下着が濡れた秘部へ密着し、予期しない圧が走った。両脚から力が抜け、また深く座り込んでしまう。
ひろしはその反応を見て、器具をスカートの内側へ入れた。ストッキングに包まれた内ももへ、丸い先端が直接押し当てられる。冷たい樹脂と振動の熱が同時に広がり、遥の腰が短く跳ねた。
「やめ……そこまで来たら、押します……本当に……」
右手は赤いボタンに載っていた。しかし、指が沈めるのは自分の爪が掌へ食い込む力だけだった。小型バイブが内ももを上がる。直接触れられる前から、ショーツの内側へ新しい湿り気が広がっていく。布が肌へ貼りつき、その冷たささえ鋭い刺激へ変わった。
ひろしはショーツの上へ器具を置いた。最初は、縫い目から少し外れた場所だった。弱い振動が布を通り、火照った皮膚の広い範囲へ散る。遥は唇を噛み、膝を閉じた。閉じた脚がひろしの手と器具を挟み、かえって振動を強く押しつけた。
器具が中央へ移る。濡れた布が薄く密着した部分へ、丸い先端が沈んだ。遥の腹筋が硬く縮み、肩が背もたれへ押しつけられた。これまで知っていた快感とは違った。触れられている一点だけでなく、催眠に結びつけられた全身の感覚が同じ場所へ集まってくる。
「ひっ……待って……これ以上は、止められなく……」
ひろしは目盛りを一つ上げた。振動の周期が密になり、布越しの圧が途切れなくなる。遥の足先が床を探り、踵が何度も滑った。腰は逃げようとして後ろへ引かれるのに、次の瞬間には刺激を失わない位置へ戻っていた。
ショーツは急速に湿り、器具の周囲へ濡れた色を広げた。ひろしが先端を数ミリずらすと、張りついた布が敏感な場所を引く。わずかな移動だけで、下腹の奥から強い収縮がせり上がった。
「赤いボタンを見ろ。まだ押せる」
遥は光る円へ視線を固定した。指を曲げれば終わる。けれど、振動が一瞬弱まるたび、身体は失われかけた刺激を追って器具へ押しつけられた。解除を選ぶ理性より、次の一波を待つ感覚の方が速かった。
ひろしが小型バイブを最も敏感な一点へ合わせた。振動は強くない。だが感度を増幅された神経には、逃げ場のない密度で届いた。遥の呼吸が細切れになり、指が停止ボタンの上で痙攣する。
「押させて……お願い、いったん止めて……っ」
懇願の途中で、腹の奥が強く縮んだ。太ももがひろしの手を挟み、腰が椅子から大きく浮く。喉から出たのは言葉ではなく、長く途切れた息だった。全身の皮膚が一斉に粟立ち、胸の先から足の指まで、熱い痺れが何度も往復した。
最初の絶頂が身体を貫いた。遥は赤いボタンを押せないまま、背もたれへ深く沈んだ。収縮が続くたび、濡れたショーツ越しの器具へ腰が震える。ひろしが振動を弱めても、余韻だけで脚の内側から新しい愛液が流れた。
器具が離れると、遥の膝はすぐには閉じなかった。大量に濡れた布が肌へ貼りつき、冷気に触れるたび小さな痙攣が戻る。停止ボタンは同じ場所にある。それでも、絶頂後の指は赤い表面を撫でるだけだった。
「これが一段目だ。次は、濡れたまま続ける」
ひろしは電源を切らず、小型バイブを遥の視界へ掲げた。丸い先端には、ショーツ越しに移った湿り気が薄く光っている。遥は首を振ったが、椅子から立とうとはしなかった。弱い振動音が続くたび、絶頂を終えたばかりの身体が次の刺激を待つように震えた。
ここまで読んでくれてありがとう
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