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【処女喪失・撮影】嫌と言えない遥が、カタログ撮影の代役で初めてを撮られる:END(顔を撮られた初めて)
「顔を見ながら、入れてください」
湊は頷き、カメラを片手に構えたまま、遥の顔を見下ろした。息を吐いて、と言われ、遥は長く息を吐いた。吐ききった瞬間、入口に当てられていた先端が、ゆっくりと沈み始めた。遥の眉が、ぎゅっと寄った。
レンズの黒い円が、遥の顔の真上にあった。その奥に、湊の片目がある。遥は瞬きをするのも惜しくて、目を見開いたまま息を吐き続けた。肺の中の空気がなくなっていくにつれて、身体の力も一緒に抜けていく。入口が、ほんの少しだけ緩んだのが分かった。
広げられる。指とは比べものにならない圧迫だった。入口が限界まで引き伸ばされ、焼けるような熱さが広がった。遥は唇を噛み、レンズを見つめ続けた。目を逸らしたら、この顔を残せない気がした。
ひりひりとした熱さの中で、遥は自分の顔がどう歪んでいるのかを想像した。きっと、きれいな顔ではない。眉が寄り、鼻に皺が寄り、口元が引きつっている。それでも撮ってほしかった。きれいに整えられたカタログの顔ではなく、今の、本当の顔を。
先端が入口の輪をくぐり、熱い重みが中へ沈んだ。遥の喉から、息を詰めた短い声が漏れた。湊は動きを止め、大丈夫か、と聞いた。遥は涙の滲んだ目で、レンズを見たまま頷いた。濡れやすい身体が、今だけは遥を助けていた。
中に、何かがある。その感覚は、想像していたどれとも違っていた。痛いのに、空っぽだった場所が埋められていくような、奇妙な安心感があった。遥は浅く息をしながら、湊の肩に指をかけた。爪が少しだけ食い込んだが、湊は何も言わなかった。
湊が少しずつ腰を進めた。奥へ、奥へ。やがて、先端が何かに当たって止まった。昼間、指が押し返された場所。遥の全身が強張った。湊はカメラ越しに遥を見つめ、最後に、いいか、と聞いた。遥は、レンズに向かって頷いた。
湊の腰が沈んだ。身体の奥で、何かがぷつりと裂けた。鋭い痛みが走り、遥は思わず目をぎゅっと閉じた。閉じた目尻から、涙がこぼれた。次の瞬間、湊の腰が、遥の脚の付け根にぴたりと重なっていた。
痛みは鋭く、それから鈍く広がっていった。下腹の奥で、熱い塊がじんじんと脈打っている。遥は浅い息を何度も繰り返した。涙で滲んだ視界の中で、レンズの黒い円だけが、くっきりと遥を見下ろしていた。
「……はいった……ぜんぶ……」
目を開けると、レンズがすぐそこにあった。湊は、遥の泣き顔を撮っていた。痛みに歪んだ眉も、濡れた睫毛も、震える唇も。遥は恥ずかしさよりも先に、残ったのだ、と思った。初めての瞬間の、自分の顔が。
湊は動かずに、遥が落ち着くのを待った。中では、湊の硬い脈動が一定の間隔で粘膜へ伝わっていた。痛みが少しずつ鈍くなり、代わりに満たされている重さが、下腹の奥に広がっていった。遥の眉から、少しずつ力が抜けていった。
湊の額から汗が一粒落ちて、遥の頬に当たった。それが涙と混ざって、耳のほうへ流れていく。湊は片手でカメラを構えたまま、もう片方の手で、遥の頬の涙をそっと拭った。その指先の優しさに、遥はまた泣きそうになった。
動くぞ、と湊が言った。ゆっくりと腰を引き、また沈める。擦れる痛みの奥に、知らない熱が生まれ始めた。遥の唇が、ゆるく開いた。痛みの顔が、少しずつ別の顔に変わっていく。レンズは、その変化を一瞬も逃さなかった。
奥まで届くたびに、身体の内側から押し上げられるような感覚があった。初めてなのに、どこかで知っていたような気がする。濡れやすいこの身体は、ずっとこれを待っていたのかもしれない。遥はそう思いながら、湊の腰の動きに合わせて、小さく息を吐いた。
自分がどんな顔をしているのか、もう分からなかった。痛いのか、身体の芯まで響くのか、その境目も曖昧になっていく。ただ、レンズが自分を見ていることだけは分かっていた。見られていると思うたびに、中が勝手にきゅっと縮み、湊のものを締めつけた。
湊の指が、繋がった場所の上の突起に触れた。奥を押されるたびに、上の粒も転がされる。遥は鼻にかかった声を漏らした。昼間から何度も濡れた身体は、驚くほど早く頂上へ向かっていった。遥はレンズを見つめたまま、湊の腕にしがみついた。
突起を撫でる指と、奥を押す動きが、少しずつ同じリズムになっていく。遥の腰が、知らないうちにそのリズムを追いかけていた。
「撮って、絶頂するところ、撮って……っ」
波が来た。遥はレンズを見つめたまま、腰を跳ねさせて絶頂した。初めて男の人を中に受け入れたまま。中で湊のものを何度も締めつけ、顔をくしゃくしゃに崩して。湊が低く呻き、遥の奥に押しつけたまま身を震わせた。
録画を止める電子音が、静かなスタジオに鳴った。湊はカメラからSDカードを抜き、遥の手のひらに載せた。今夜の、全部です。遥はそのカードを握りしめた。昼間のカードと合わせて、二枚になった。
遥はカードを握ったまま、しばらく天井を見ていた。下腹の奥には、まだ湊の形が残っているような気がした。痛みと熱と、満たされた重さ。そのどれもが、今夜自分で選んだものの結果だった。遥はゆっくりと身体を起こし、湊の胸に額を預けた。
翌朝、遥がコピー機の前に立っていると、三上が書類の束を持ってきた。これ、今日中に製本しといて。遥は書類を見下ろし、それから三上の顔を見た。喉は、固まらなかった。
「すみません、今日は自分の仕事があるので、嫌です」
声は少し震えていた。けれど、ちゃんと最後まで言えた。たった一言の、嫌です。嫌なら嫌と言っていい。昨日、湊が何度もそう教えてくれた言葉だった。
三上が、ぽかんと口を開けた。遥はそのまま自分の席に戻った。引き出しの奥で、二枚のSDカードが、小さなケースの中に並んでいた。
引き出しを閉めたあとも、昨夜の映像は遥の皮膚に残っていた。レンズを見つめたまま最初の痛みに耐えた顔、濡れた入口が硬い熱を受け入れた瞬間、そこから呼吸が崩れていく過程。そのすべてを思い出すだけで、下着の内側がゆっくり湿った。
机へ戻る足取りはまだ頼りなかったが、腿の奥には初めてを刻まれた鈍い感覚があった。痛みの名残に触れるたび、湊の手とレンズの視線が蘇る。遥は誰にも気づかれないまま、身体の内側に残る熱い余韻を抱えて椅子へ座った。
ここまで読んでくれてありがとう
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別のルートを試すか、他の物語へ。



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