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【名器】声を出したら次の道具、モニター試験で初めて中でイかされる遥:vol.7(前と後ろの測定)
最後の同意書には、測定者二名の身体を用いた同時測定、と書かれていた。遥が名前を書き終えると、真壁はそれを佐伯に見せ、佐伯も小さく頷いた。二人は、それぞれ白衣を脱ぎ始めた。遥は検査台の上で、二人の男が服を脱いでいくのを、交互に見ていた。
真壁のものは、もう知っていた。凹凸のある道具よりも、ひとまわり太い。佐伯のものは、真壁より少しだけ細く、そのぶん長かった。先端が反り返るように上を向き、照明の下で光っていた。二本のものが、検査台の両側から、遥に向けられていた。
「……二人とも、そんなに、なって……」
二段階目から見ていた、と真壁が言った。自分は、記録を見ただけでこうなった、と佐伯が言った。遥は顔を両手で覆った。覆った手の隙間から、二人のものが見えた。目を閉じても、それが二本、すぐそこにあることを、身体が知っていた。
真壁は遥を検査台から下ろし、台に両手をつかせた。腰を後ろへ突き出す格好になる。ガウンが肩から滑り落ち、遥は裸のまま、台に前のめりになった。台の向こう側に、佐伯が回り込んだ。遥の顔のすぐ前に、佐伯のものがあった。
冷たい台に胸が押しつけられ、尖った先端が擦れた。遥は小さく声を漏らした。後ろを振り返ると、真壁が遥の腰のあたりを見下ろしていた。突き出した尻も、その下で濡れて開いた場所も、真壁の目の高さにあった。遥は顔を前に戻し、台に額を押しつけた。
後ろから、真壁が遥の腰を掴んだ。先端が、濡れた入口に当てられる。前では、佐伯が遥の顎にそっと指をかけ、顔を上げさせた。佐伯のものの先端が、遥の唇の前にあった。さっきのシリコンの棒と、同じ位置。けれど、そこから伝わってくる熱は、まるで違った。
「……どっちから、ですか」
同時に、と真壁が言った。その言葉と一緒に、後ろから、熱いものが入口を押し広げた。遥が声を上げようと口を開いた瞬間、そこに佐伯の先端が滑り込んだ。声は、佐伯のものに吸い込まれた。後ろと前から、同時に。遥の身体は、二本の熱いもので繋がれた。
真壁のものが、奥まで沈んだ。佐伯のものが、舌の上を滑って、喉の手前まで来た。遥は台の縁を掴み、鼻で必死に息をした。前も後ろも、塞がれていた。どちらからも逃げられなかった。逃げる気も、もうなかった。
上と下で、熱の形がまるで違った。後ろの真壁は太く、入口をいっぱいに押し広げている。前の佐伯は長く、舌の上をどこまでも滑ってくる。どちらにも、遥の知らない熱があった。二つの熱が、身体の真ん中でぶつかり合っているようだった。
真壁が動き始めた。後ろから、ゆっくりと、深く。突かれるたびに、遥の身体が前へ押し出され、そのぶん、佐伯のものが口の奥まで入ってくる。引かれるたびに、身体が後ろへ戻り、佐伯のものが口から抜けかける。真壁の動きが、そのまま佐伯のものを遥の口に出し入れさせていた。
「ん、んっ……んんっ」
佐伯が、遥の髪を指で梳いた。乱暴ではなかった。むしろ、優しかった。その優しさが、かえって遥の身体を熱くした。口の中で、佐伯のものがびくびくと跳ねている。遥は舌を巻きつけ、それを強く吸った。佐伯の腰が、小さく震えた。
佐伯の指が、遥の耳の後ろをそっとなぞった。くすぐったさに首をすくめると、口の中のものがわずかに角度を変え、上顎を擦った。遥は思わず、喉の奥で甘い音を立てた。
吸われるたびに、こっちも締まる、と後ろで真壁が言った。上と下が繋がっている。真壁は遥の腰を掴み直し、突く角度を変えた。真壁の先が、腹の側の一番弱いところを捉えた。遥の喉が鳴り、口の中の佐伯のものを、根元まで咥えこんだ。
二人の男が、遥の身体の上で、短く言葉を交わした。もう少し速く。こっちに合わせてくれ。遥はそれを聞きながら、自分が二人に共有されているのだと思った。一つの身体を、二人で測っている。恥ずかしくて、頭がおかしくなりそうだった。それなのに、中は真壁を、口は佐伯を、離さなかった。
真壁の動きが速くなった。佐伯も、それに合わせて腰を前に出し始めた。後ろから突かれ、前から突かれる。遥の身体は、二人のあいだで前後に揺れ続けた。台の縁を掴む指が白くなった。脚の間から溢れたものが、太ももを伝って床へ落ちた。
波が来た。前も後ろも塞がれたまま、遥はイった。中が真壁のものを締めつけ、口が佐伯のものを締めつけた。声は出なかった。喉の奥で、くぐもった音が鳴っただけだった。二人の男が、同時に呻いた。
真壁は止まらなかった。佐伯も止まらなかった。イっている最中の遥の身体を、前と後ろから、二人はそのまま突き続けた。波が引かないうちに、次の波が押し寄せた。遥は二度目を迎え、三度目の波の気配に震えた。
佐伯が、一度腰を引いた。遥の口から、佐伯のものが抜けた。遥は大きく息を吸い込み、咳き込んだ。唇から唾液が糸を引き、佐伯の先端と繋がった。佐伯はそれを親指で拭い、遥の頬を撫でた。大丈夫ですか、と佐伯が聞いた。
「……だいじょうぶ、です……」
遥はかすれた声で答えた。後ろでは、真壁がまだ根元まで沈めたまま、ゆっくりと腰を揺らしていた。遥は振り返り、真壁の顔を見た。それから、前の佐伯の顔を見た。二人とも、まだ果てていなかった。二人とも、遥を見ていた。
真壁が、遥の耳元で聞いた。最後は、どうしたい。二人で、最後まで測るか。遥は、もう考えなかった。考えるより先に、身体のほうが答えていた。中が、真壁のものをきゅっと締めつけた。真壁がそれを感じて、低く笑った。
遥は、前の佐伯のものに、自分から唇を寄せた。先端に、そっと口づける。佐伯の身体がびくりと震えた。遥は佐伯を見上げ、それから、後ろの真壁に向かって、小さく頷いた。二人に、最後まで。言葉にしなくても、二人には伝わった。
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