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【黒いゴースト催眠】操られる遥:vol.4(処女を震わせる初絶頂)
監視画面の数字が七へ上がった。全裸の遥は、冷たい空気が肌を流れただけで背中を反らした。口内射精された粘液の熱が、まだ舌と喉に残っている。足元のカメラは止まらない。開かれた両脚と、その間で待つ黒い影の腕を正面から撮り続けていた。
細い先端が濡れた場所へ重なった。遥は全身を硬くした。二十七歳になっても、男性を受け入れた経験はない。自分の指で奥まで触れたことすらなかった。処女の身体へ異物が入る恐怖だけは、催眠をかけられても消えなかった。
「入れないで……そこは、まだ……」
掠れた声を天井の集音器が拾った。モニターに新しい文字が表示される。
未経験を確認。挿入工程を保留。痛覚信号を遮断します。
青い光が一度だけ強く明滅した。手首を締める固定具の圧が消えた。顎の疲れも、喉に残っていたひりつきも薄れていく。胸や脚に残る感覚は失われない。痛みだけが、身体から切り離された。
「感度は七のまま。痛みは感じません」
安心するはずの言葉だった。だが遥には、もっと恐ろしく聞こえた。止める理由がなくなる。どれほど強く責められても、痛みで意識を戻すことができない。快感だけが増幅され、逃げ場なく残されていた。
黒いゴーストの胴体から分かれた二本の影の腕が、胸の上へ下りた。先端は平たく開き、内側に幾重もの小さな吸盤を並べている。それぞれが左右の乳房を覆った。柔らかな肉が吸盤の中へ引かれ、丸い跡をつけながら持ち上げられた。
最初は弱い吸引だった。肌が吸いつけられ、離される。次は少し長い。乳房の奥まで引かれる重い感触に、遥の呼吸が止まった。吸盤は胸の外側から中心へ移り、一列ずつ皮膚を吸い上げた。
乳首へ届く直前で、二本は止まった。代わりに周囲の柔らかな肉を交互に吸う。右が持ち上がれば左が離れる。左が吸われれば右が揺れる。乳房全体が休みなく形を変え、中心の先端へ熱が集まっていった。
遥は唇を閉じ、声を堪えた。すると吸盤の一つが乳首の先へ触れた。小さな口のように吸いつき、硬く尖った部分だけを内部へ引き込む。痛みはない。引かれる感触と、内側を細かな突起で擦られる刺激だけが残る。
「あっ……そこ、やだ……」
拒む声に合わせ、反対側の乳首も吸われた。二つの吸盤が同じ拍子で収縮する。吸う。緩める。濡れた内壁で転がす。また強く吸い上げる。乳首から胸の奥へ、細い痺れが何度も走った。
下腹には、さらに大きな吸盤が降りた。臍の下へ密着し、柔らかな腹の肉を広く吸い上げる。奥にある子宮まで引かれるような重い刺激が生まれた。遥の腰が寝台から浮く。腰へ巻かれた黒い影の腕が、逃げる身体を元の位置へ戻した。
吸盤は下へずれた。恥骨の上を吸い、内側から熱を引き出す。直接触れられていないのに、脚の間が脈打った。胸への吸引と下腹の吸引が重なるたび、身体の中心へ快感が集まっていく。
足元の細い黒い影は、開いた部分の外側だけを撫でた。先端で割れ目の輪郭をなぞる。奥には入らない。処女膜へも触れない。ただ濡れた外側を上下し、最も敏感な突起の周囲を避けながら焦らし続けた。
触れてほしくないと思う一方で、避けられるたび身体が落胆した。もう少し内側へ。あと少し上へ。そんな願いが、催眠に浮かび上がらされる。遥は首を振った。だが腰は黒い影の動きを追い、細かく揺れていた。
「欲しい場所を、カメラへ見せて」
足首の固定がわずかに緩んだ。遥は脚を閉じようとした。しかし太ももは逆に開き、腰が持ち上がった。撮影レンズの前へ、濡れた部分を突き出す姿勢にさせられる。羞恥で顔が熱くなった。それと同時に、胸の吸盤が強く収縮した。
乳首を吸われ、下腹を引かれ、外側を撫でられる。三つの刺激が同じ拍子へそろった。遥の呼吸も、その周期に支配された。吸盤が吸うたび息を呑み、緩むたび熱い息を吐く。次の吸引を待つ身体が、休止の一秒にも震えた。
細い先端が、ついに敏感な突起へ触れた。ほんの一度、先で押しただけだった。感度七の神経を、白い光のような刺激が突き抜けた。遥の背中が大きく反り、両手が固定具の中で開いた。
「そこ……だめ、変になる……っ」
黒い影は離れない。丸い先端を重ねたまま、ごく小さな円を描く。濡れた皮膚が押され、戻される。動きは数ミリしかない。それでも増幅された身体には、指で強く擦られるより鮮明だった。
胸の吸盤が乳首を深く吸い込んだ。下腹の大きな口も同時に収縮する。三か所から引かれた快感が、腹の奥でひとつに結びついた。遥は逃げようと腰を引く。黒い影が追い、同じ場所へ正確に吸いついた。
これまで感じたことのない波が、下腹の底からせり上がった。怖くなって息を止める。波も一瞬止まる。だが吸盤が次の拍子を刻むと、さらに大きくなって戻った。
胸が吸われる。下腹が引かれる。敏感な一点が円を描かれる。遥の太ももが細かく震え始めた。腹筋が勝手に縮み、腰が黒い影へ押しつけられる。止め方を知らない。生まれて初めての感覚に、身体だけが先へ進んでいく。
「そのまま、初めての絶頂を記録します」
カメラの赤いランプが近づいた。遥は見られていることも忘れかけていた。黒い影が速度を上げる。吸盤の収縮が短くなり、胸と下腹が休みなく吸われる。濡れた一点では、先端が同じ小さな円を繰り返した。
「待って……っ、もう、むり……」
言い終える前に、下腹の奥が強く締まった。次の瞬間、熱い痺れが全身へ弾けた。腰が高く浮き、脚が限界まで伸びる。乳首を吸う力も、下腹を引く力も、頂点で同時に強まった。
遥の喉から長い声が漏れた。自分で止められない。腹が何度も収縮し、そのたび濡れた場所が黒い影へ押しつけられる。太ももは震え、爪先まで硬く伸びた。目の前が白くなり、赤い撮影ランプだけが滲んで残った。
一度きりではなかった。身体の奥が脈打つたび、小さな絶頂が続いた。黒い影は動きを止め、吸いついたまま余韻を逃がさない。遥は浅い呼吸を繰り返し、初めて味わった快感の中で何度も腰を震わせた。
吸盤がようやく離れると、胸と下腹に丸い赤みが残った。挿入はされていない。処女のままだった。それでも全裸の身体は汗と愛液に濡れ、初めてのオーガズムを映像へ残されていた。
監視画面へ新しい記録が加わる。
初回絶頂を確認。痛覚遮断を維持。次工程では処女のまま連続絶頂を測定します。
遥が息を整える前に、離れた吸盤が再び胸の上で開いた。そのとき、封鎖区画の外から足音と解錠音が届いた。黒いゴーストの青い目が二つに割れ、監視画面に「連続測定を続ける」と「接近者を取り込む」の二つの命令が並んだ。
ここまで読んでくれてありがとう
選択を変えれば、結末は変わります。
別のルートを試すか、他の物語へ。



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